NEWS&BLOG

【seya.】25AW #17 -LOZÈRE-

MENS |

今シーズンも素敵なLOOKが公開されました。

舞台は”LOZÈRE”

フランス南部に位置する田舎の地域です。

seya.のLOOKの撮り方や魅せ方はとても大好きなブランドのひとつです。

オフィシャルから抜粋した内容ですが、

多くの人に見ていただきたいので、拡散させていただきます。


フランスの、誰も行かない、忘れ去られたような田舎を探していました。
光溢れるプロバンス、豊かな田園風景が広がるノルマンディ、川のほとりにお城が建つ小さな街。。。世界中の観光客が夢見るフランス的な美しい田舎が退屈に思えて。

友人の家族の別荘がLozèreにあります。
あたりには何もない、家すらない山の中です。当時左翼の祖父が1968年の学生運動の際にパリから逃げてきたのがここでした。
偶然に山の中にポツンと建つ廃屋を見つけ、安い値段で買取、それから毎年自分たちの手で少しづつ改修をして住める家にしたそうです。
住みながらも壁を作り、部屋の内装をし、山の石を取ってきて削って階段を作る。ちょっとづつ長い長い作業をします。

『Travels with a Donkey in the Cévennes』は、『ジキル博士とハイド氏』などの作者Stevensonが1878年にLozèreを旅した時の旅行記です。
Stevensonは当時の文明社会に嫌気がさして、敢えて心地のいい状況を壊して、ロバを連れてハイキングとキャンプで12日間を過ごします。
『私の場合、どこへ行くためではなく、行くために旅をする。旅のために旅をするのだ。この文明の羽毛布団から降りて、足元に花崗岩があり、火打石が散らばっている地球を見つけるためだ』

ヨーロッパの中央にあるフランスは東西南北のヨーロッパの民族の中で強い近代国家を作ることに力を注ぎ、近代化が進んだときに、国家はさらに中央集権を強めて、フランスのイメージの確立を計りました。
Lozèreのオキシタン語は禁止され、さらにプロテスタントであるこの地域は、フランス中央政府が目指すイメージとは違う、文明発展、生活向上、という近代現代的な理想から抜け落ちたところだったのかもしれません。
そうして隠されるように忘れ去られる場所となった。Lozèreは南フランス、オキシタン地方にあるフランスで一番人口が少ない県です。

@seya_voyage instaglamより


ONLINE STORE|SEYA.

MAIDENS SHOP 礒野

-CONTACT-

☎:03-5410-6686

✉:shop@maiden.jp


-SISTER STORE BLOG-

well-made by MAIDENS SHOP MAIDENS SHOP WOMEN USONIAN GOODS STORE

2025/09/13

LABELES