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ABOUT “BEAUGAN”

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“Rather than love, than money, than fame, give me truth.”

― Henry David Thoreau, Walden

【BEAUGAN / ボーガン】
—ブランドコンセプト―
英語で「美しい」を意味する「Beautiful」と、オーストラリアのスラングで「武骨な人間」を意味する「Bogan」を組み合わせた造語。

・Beautiful
1. 感覚や意識に美的な喜びを与えるもの
2. 極めて水準の高い、優れたもの

・Bogan
1. 日常的に使う蔑称 (オーストラリア/ニュージーランドにおいて)
2. 野性的で武骨、社会的なステータスが低い人物
*現在は友人間で使用するフランクなニュアンスに変化しているらしい

Christopher HancyとMiko Okamura Hancyの二人で2017年4月にBEAUGANを立ち上げる。Based in JAPAN。
Christopherはオーストラリアで法律と美術を学んだのち、故郷を離れアントワープの王立芸術アカデミーへ。デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンクのもとでファッションデザインを学ぶ。その後、 クリスチャン・ディオールやテッド・ラピドスといったメゾンでのオートクチュール現場経験のある垣田幸男氏に師事し、拠点を日本に移す。

一方、一般企業での勤務経験をもつMiko Okamuraは若くして会社を辞め、ファッションデザインの勉強のため海を渡る。セントラルセントマーチンズの短期コースからロンドンカレッジオブファッションとステップを積み上げ、「サスティナブルなファッションデザイン」を求め日本に帰国。BEAUGANのプロジェクトに参画する。

トレンドとは関係なくオーセンティックなモノ、長く着られるモノにこそ価値が宿る。とはクリスの考えで、モダンなパターン×クラシックなテーラリングを掛け合わせた新しいヘリテージブランドを目指すBEAUGAN。
そこにはワークやミリタリー、アウトドアな要素があり、様々な国や地域の産物がクロスオーバーする。

ちなみに、彼らはサスティナブルブランドという括りには当てはまらない。
それらを超越した、より高次元なステージにいっちゃってます。
以下の動画を見ていただきたい。

産声を上げたのは2017年秋冬。BEAUGANのルーツを紐解く上で欠かせない”泥染め”のジャケットやトラウザーを中心に構成されたセンセーショナルなデビューコレクションだった。もちろんその当時は知る由もなかったわけで。

泥染めとは、奄美大島で1300年以上の歴史を誇る、現地の職人たちによるサステイナブルな染色技法。島の恵みである樹皮、死んだ珊瑚、泥や粘土は、それぞれ染色の異なる工程で使用される。職人はすべての生地や服を手で染め、そのプロセスは人間が都合よくコントロールすることができない、自然のリズムによって定められたタイムラインで成り立つ。それはデニムのように着る人に馴染み、色落ち・しわが生じる。時間の経過とともに変化していく様を、「日常のなかの美しさ」と捉えるクリスならではのアイデンティティーがBEAUGANには宿っている。彼自身がそうだからかもしれないけど、どこか哲学的なニュアンスを感じるブランドとの出逢いは久しぶり。

そして現代のファッションの流れに逆行する。深読みはして欲しくないけど(考え方も人それぞれだし)、大量生産・大量消費の世の中を真っ向から否定する姿勢を決め込むのがBEAUGAN。「わびさび」に固執せずとも、人の手の込んだモノ、それらの歴史や伝統にフォーカスしたクリエーションは時代の潮流関係なく良い。BEAUGANで言うところ生地と染色技法がそれ。そうそう、「わびさび」で思い出したけど”MONAD LONDON”を取り扱ってるってことで当店のことを認知していただいてたみたいで。コレクション見に来てよって向こうから連絡くれたのがキッカケ。我々は誰ひとりとして知らなかった。そしてモノを見て満場一致でオーダーしたわけ。直後は皆、興奮冷めやらぬって感じだった。

「自然に任せる」というシンプルでいて、服づくりに於いては強烈な発想のもとBEAUGANは生まれる。

スタイリング云々って言うよりLOOKの世界観が素晴らしいってこと。

その生まれた服たちの詳細はまた後日。

☎:03-5410-6686
✉:shop@maiden.jp

MAIDENS SHOP 田中

2020/11/16

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