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ANDERSEN-ANDERSEN “21SS NEW ARRIVAL”

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今週の東京は心地よい春の気候を通り過ぎ、今年初の夏日を迎えました。昨年と比べて10日も早い到来だったとの事。こんな世情ではありますが、新しい季節を楽しむ為の洋服が気になっている方も多いのではないでしょうか。
この度は当店でもお馴染みのニットブランド、ANDERSEN-ANDERSENのご紹介です。北欧ブランドであるが故に秋冬モノのイメージを抱いてらっしゃる方も多いかと思いますが、春夏シーズンも名作が揃っております。

“ANDERSEN-ANDERSEN”
2009年にデンマークはコペンハーゲンの港を見下ろすスタジオにて、アンデルセン夫妻によってスタート。海洋国であるデンマークの人々にとって、生活に欠かすことのできない大切なものとして古くから愛されてきたセーラーセーター。近代化の時代の変化によって効率化や大量生産を求めるがあまり、その陰では多くの伝統や職人技術が失われてきました。そういった忘れ去られゆく伝統や技術を後世にも残すべく、セーラーセーターの原型を研究し最高級の糸を求め、手間のかかる仕様を実現できるニッターを探し、そして創りあげられたのがANDERSEN-ANDERSENです。

POLO LONG 12GG / 37,400YEN (IN-TAX)
COL:Petroleum/Brown/Black/Orange
SIZE:XS/S/M/L

個人的には大好きですが、正直なところ好き嫌いがはっきりと分かれてしまう長袖ニットポロ。あの野暮ったい個性がかっこ良さと紙一重ですが、そこを潔く楽しむと癖になります。ちなみに裾にはリブがない仕様の為、より使いやすいデザインではないでしょうか。苦手意識のある方にも是非とも挑戦していただきたいです。

ニットポロといえば某イギリスニットブランドが代名詞的存在ですが、それよりも少し肉がありしっかりとした生地感。ジョンスメドレーのシーアイランドコットンならではのあの儚ささえ感じさせる華奢なふわふわとしたタッチも魅力ですが、こちらは対照的にちょっとやそっとじゃダレなさそうで頼りがいのある生地感。強撚のニット糸を使用している為、毛羽立ちにも強くなっております。お手入れについても、水洗い可能となっている点は春夏シーズンには有難いポイント。

POLO SHORT 12GG/ 31,900YEN (IN-TAX)
COL:Petroleum/Raw Cotton/Brown/H.Green/Black/Orange
SIZE:XS/S/M/L

先程のポロシャツのショートスリーブモデル。今時期ならばインナーとしても重宝する1枚。先程と同様に強撚糸の為、肌触りもドライ。個人差はあるかとは思いますが盛夏でも着用可能かと。

袖先のリブはしっかりと設けられており、裾のリブはロングスリーブ同様に無し。

BOATSMAN 12GG/ 30,800YEN (IN-TAX)
COL:Raw Cotton/Petroleum/Brown/Black/Orange
SIZE:XS/S/M/L/XL

こちらもニットでありながら、バスクシャツ感覚で着ていただけます。ANDERSEN-ANDERSENをご存知の方は秋冬のブランドイメージが強いせいもあってか、このブランドのニットについてはあの硬くずっしりとした質感を連想されるかもしれませんが、こちらに関しては厚手のカットソー程度の肉感。インからアウトまで幅広い着こなしが可能です。

 

BOATSMAN STRIPE 12GG/30,800 YEN (IN-TAX)
COL:R.Cotton×Petroleum/Petroleum×R.Cotton/R.Cotton×H.Green/H.Green×R.Cotton
SIZE:S/M/L/XL/XXL

近シーズン展開のANDERSEN-ANDERSENの中でも特にオススメなのがこちらのBOATSMAN STRIPE。例年のサイズ展開はXLまででしたが、今季はXXLまでご用意しております。こういったベーシックなアイテムだからこそ、サイジングで遊んでみるのも楽しいのではないでしょうか。ましてやこれからの季節は薄着になったり、洋服も軽いものを着用する機会が増えたりと、スタイリングもシンプルになりがち。そこで例えば、いつもこの時期に着ているお手持ちのバスクシャツが少しゆったりとしたフィッテイングに代わる。トップスのバランスが変わるだけでも新鮮です。
とはいえ、もともとこのBOATSMANの型はそこまで大きいつくりではない為、XXLという単語から発せられるイメージ程の極端さはなく、良い塩梅でのゆとり具合に仕上がっております。是非とも色々とサイズを試しながらお気に入りのサイズを見つけていただきたいです。

ジャストで着用した際にはあまり感じないのですが、XXLの場合はウエストから蹴回しにかけての広がり方も楽しめます。

身巾含めてのたっぷり感があるからこそ、ショートパンツとの相性は言わずもがな。新入荷のARPENTEUR×PARABOOTもこの上なく好相性。

COTTON CREW 5GG/ 49,500YEN (IN-TAX)
COL:Raw Cotton/Petroleum/H.Green/Black
SIZE:L/XL

秋冬のウール素材モデルでお馴染み、5G CREWのコットン素材版。少し高さのある首回りや指ぬきを用いた長めのリブもそのままに、生地のみ変更の春夏仕様です。とはいうものの、この肉感のコットンニットは秋冬でも活躍してくれますので、夏以外3シーズン着用可能となれば費用対効果は◎。今時期からだと今シーズンはそこまで出番は多くないかと思いますモノこそ購入時期はいつでも関係ないのかと。

 

COTTON MIDDLE BEANIE 5GG/ 9,900YEN (IN-TAX)
COL:Raw Cotton/Petroleum/H.Green/Brown/Black
SIZE:OS

もちろん定番ビーニーもコットン素材でご用意しております。春夏のスタイリングのアクセントには最適です。本格的な暑さがやってくる前の今だからこそ楽しめる1点です。着用のRaw Cottonは一見合わせづらそうな色味ですが、今回着用のシューズ等の他アイテムとの色合わせですんなりと馴染んでいます。ニット素材でも軽やかな印象となるのでオススメです。

今回ご紹介したニットは全てトルコ産のオーガニックコットン使用し、糸の生成もANDERSEN-ANDERSEN専用の特別紡績。それらを強撚で仕上げ、イタリアのニット工場でフルファッションニッティングにて編立てています。
以前のインタビューブログにもあるようにデザイナーのCathrine氏曰く、古くからあるモノをデザイン面だけで模倣するのではなく、“本質”(例えばワークウエアであれば機能といった要素)を追求してモノづくりをしているとの事。ファッションとしての提案を目的とするブランドもテキスタイルから開発する事なども多々ありますが、それとは全くの別ベクトル。自身が育った環境の中に必然として存在していた文化と機能を尊重するモノづくりの姿勢こそがANDERSEN-ANDERSENのアイデンティティとなっています。母国の海洋学校へ航海時用のユニフォームを提供しているというエピソードからもそれらを感じ取ることができます。

今季のANDERSEN-ANDERSENのラインナップは以上でございます。
トレンド感やデザイン性が強い洋服ではない分、少し魅力が伝わりづらいかと思います。ただその反面、定番として飽きることなく長い付き合いができるのも確かです。
是非とも一度、店頭でお試しいただけると幸いです。オンラインストアにも掲載しておりますので、併せてご利用くださいませ。

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2021/04/23

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