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【Gorsch the seamster】”Indigo Linen Maquignon” -MAIDENS SHOP 7th Anniversary / Renewal Open-

MENS |

こんにちは。牧野です。
リニューアルオープンから早一週間。たくさんのご来店誠にありがとうございます。
店内どこが変わったの?とよく聞かれます笑
ちょっとしか変わってないけど何か心地良くなったでしょ?って感じのリニューアルです。近いうちに新しい店内の内装もご紹介しますね!

さて本日はリニューアルオープンからなかなか更新できておりませんでした、7周年別注商品のご紹介です。

Indigo Linen Maquignon Coat / 154,000yen(tax-in)
Indigo Linen Maquignon Pants / 74,800yen(tax-in)
Col : Darl Indigo / Light Indigo
Size : OS

今回の7周年リニューアル用に型から完全別注で製作。
写真からでも伝わる圧倒的な生地はデザイナーの鈴木さんと吟味に吟味を重ね、ベルギーから取り寄せたインディゴリネンです。

実はこのマキニョンコートの別注案、遡れば2年ほど前から鈴木さんと話をしていました。が、年々増え続けるGorschのオーダーの生産に追われる日々で中々サンプル作成も進まず…
そんな中で何とか7周年に間に合わせていただきました。(鈴木さん本当にありがとうございます。)

コートは当店で以前に仕入れた超ビッグサイズのマキニョンコートを元ネタに製作。
確か2018年だったか。JAMES COWARDのJosephがお店に来てくれた時にそのコートを買っていってくれました。
僕が鈴木さんと出会う1年前でしたが、当時Josephと鈴木さんはFRANK LEDERのアシスタントとして同じアトリエで働いていたと聞きました。
そんなストーリーもありJosephが買ってくれたコートを鈴木さんと作りたいねと冗談半分で話したことがきっかけでした。

パンツは後に僕が高円寺の古着屋で発見した同年代位のビッグサイズのマキニョンパンツがベースになっています。
ジョセフが買ってくれたコートもそうだと思われますが、どちらも当時のパーソナルオーダー品で太った背丈の低い男が作ったものでした。身巾、ウエストは大きいのに丈は短い。
そのちぐはぐなサイズ感が面白く、それらをベースに鈴木さんにアレンジを加えてもらい、紙型を起こしていただきました。

ワークコート、ワークパンツとは思えない綺麗な縫製は全て鈴木さんの手によるもの。(ALL HAND MADE BY Eiichi Suzuki)
ポケットへのステッチの走り方やスラックス顔負けのウエストバンド、サイドの2本の白ステッチなど鈴木さんのエッセンスが随所に散りばめられています。
釦は全てアンティークのシェルボタンを使いアソートに。

光の当たり方で生地の表情が変わります。
インディゴリネン特有の深みのある藍色が本当に美しいです。
店頭に並んでいるものは縫い上がりの綺麗な状態ですが、ここから着用と洗いを繰り返すと生地やステッチ周りに当たりが出ます。僕は洗ってから一度乾燥にかけて生地をギュッと詰まらせてから着用しようかと思っています。
個人的にはコートも洗って乾燥いれるくらいの着方で良いのではと思います。元々はワークコートですし。

長々と説明してしまいましたが、まずは店頭実物をご覧ください。
鈴木さんが四苦八苦して縫い上げた、魂こもった一着になっています。

【Gorsch the seamster】
Designer:鈴木詠一
ゴーシュという名のとある仕立屋見習いの物語。
ある日屋根裏で見つけた古びた足踏みミシンと仕立ての道具、そして3着のジャケット。
ゴーシュは、今は亡き祖父が仕立屋だったことを知る。
祖父の仕事姿を思い描き、それは憧れに変わり、そして同じ道を歩み始めた。
腕はまだまだ未熟だが、仕立技術の向上のみならず、様々な異国に移り住み、異文化に触れ、感じたままにゴーシュらしい物作りに励む。
故郷に想いを馳せ、いつの日かその地での物作りを通して、様々な国の人々に “Gorsch” を楽しんでもらいたい、そんな事を想いながら、世界のどこか片隅で日々腕を磨いている。

This is a story of Gorsch who is training to become a tailor.One day Gorsch comes across an old treadle machine, some tailoring instruments, and three garments in the attic. He finds out they used to belong to his grandfather who was a tailor.
Gorsch, holding these precious objects in his hand, pictures how his grandfather had once crafted garments. Soon imagination turns into admiration, and Gorsch decides to follow his grandfather’s footsteps.
Although novice in skill, his process incorporates traditional tailoring techniques with personal experiences and lessons learned from traveling around the world.
Carrying some nostalgia for his hometown wherever he goes, still he dreams to share his stories with people everywhere through creating unique garments.
To achieve his dream, he continues to refine his craft today, in his small studio room somewhere in the corner of this world.


本日のご紹介は以上になります。
実はまだまだご紹介できていない7周年別注商品のご用意がございますので、引き続きBLOGとインスタでご案内させていただきます。
Gorschの別注商品はONLINESTOREへも掲載しております。

ONLINE STORE

それでは皆様のご来店をお待ちしております。

MAIDENS SHOP 牧野

【7th ANNIVERSARY / RENEWAL OPEN】
2022年2月11日 (金) 12:00~
東京都渋谷区神宮前 2-19-12
TEL : 03-5410-6686
MAIL : shop@maiden.jp

-CONTACT-

☎:03-5410-6686

✉:shop@maiden.jp


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2022/02/19

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