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【LE SAC DU BERGER】from Southern France -NEW BRAND-

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LE SAC DU BERGER –
1980年代に南仏はスイス国境近く、ジャンピエール・ロミギエにより設立された工房にて、バッグからシューズをはじめレザープロダクトの製作工程すべてをハンドメイドに拘って製造している。また、その一帯は古くから牧畜の盛んな地域の為に羊飼いたちが多く居住しており、彼らが代々受け継ぎ使用してきた伝統的なバッグにインスピレーションを受けて製品が作られている。なお、南仏に残る伝統的なアイテムを継承する希少な工房として知られ、その功績が認められ2008年にフランス政府から伝統的で希少な技能を持つ企業としてEPV(無形文化財企業)の認定をされている。

 

SAC BERGER / 87,780 yen (tax-in)
Col:Linen White × Brown Leather , Cotton Tan × Brown Leather
Size:OS

フランスの南に位置するコース地方やセヴェンヌ地方には、中世より長らく牧畜の文化が受け継がれてきました。その牧畜の中でもこの度ご紹介するLE SAC DU BERGERと特に関わりが深いのが牧羊であり、かつては羊飼いと牧羊犬が数千頭にも及ぶ羊を何日もかけ山岳地帯を歩いて率いていました。そんな険しい道程を進む羊飼いにとって無くてはならない道具として活躍したのが、弁当や薬に工具などといった荷物を収納できる複数のポケットを備えたバッグ。それがこのSAC BERGERの原型となっています。

ジャンピエール・ロミギエ氏がバッグ作りを始めたきっかけは、友人から譲り受けたという17世紀頃に使われていたという、牛革と真鍮のみによって製造されたバッグ。そのバッグを見よう見真似で作り始め、現在では様々な型や素材を用いたバッグがリリースされています。

実用性重視の道具として生まれた背景ならではのポケットの多さや堅牢度の高い作り込みは無骨な表情でありながら、全体的に丸みを帯びたシルエットやキャンバス素材のコンビ使いと相まって可愛らしい印象も持ち合わせています。普段から荷物が多い方にはもちろんですが、洋服が軽くなる季節柄、こういったボリュームのあるバックをアクセサリー感覚でスタイリングに取り入れていただくのもおすすめです。ショーツにTシャツのようなシンプルな着こなしのアクセントに是非。合わせる洋服は牧歌的すぎる方向性のものよりも少し都会的なトラッドなんかがかっこいいのかな、なんて思っています。


 

PROMAINES LARGE / 30,580 yen (tax-in)
Col:Natural / Black
Size:40 / 41 / 42

ブランドとしてのスタートはバッグづくりがキッカケでしたが、現在ではシューズや革小物全般を扱っているようで、日本国内の市場で展開されているアイテムもほぼほぼシューズがメイン。そしてサンダル型を中心に様々なタイプがある中、当店ではこちらのストラップタイプをピックアップいたしました。

ストラップ部分は革のコバ処理をせずに切りっ放しであったりと全体的に素朴な印象の一足ですが、アウトソールにはビブラムソールを使用するなど、さりげなく気の利いているポイントもございます。またNaturalの方は履き込むことで革の色が更に濃くなりそうですので、エイジングを楽しみたい方へおすすめ。

一時期程の狂気じみた猛暑は落ち着いたものの、やはり暑さのせいか例年以上にサンダル系の履物を探されている方が多い印象です。まだこの夏の足元を決めかねている方へ是非ともおすすめですので、一度店頭にてお試しいただければと思います。スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

MAIDENS SHOP 山田

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2022/07/09

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