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【SAMUEL ZELIG】New Brand from USA

MENS |

 

入荷日当日、店内の一癖二癖もあるブランドらの中に、何の違和感もなく馴染んだ。新しさとともに、当たり前にそこにあったかのような心地良さもありとても新顔とは思えなかった。

【SAMUEL ZELIG】

ロサンゼルスを拠点とし、Dylan LubellとJonathon Leviteの2人が手掛けるSamuel Zelig。1930年代から50年代のアメリカのスポーツウェアやワークウェアを、現代的な手法を用いて再解釈したプロダクトを展開する。

ブランド名はDylanとJonathonのミドルネームを組み合わせたもので、彼らはフランスのトランプから1990年のCDアルバム、アート、往年のヨーロッパのグランドツアーまであらゆることからインスピレーション得ている。

   Sycamore Cycling Crewneck / 63,800yen (tax-in)
 Col : Vintage Red
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

High Dive Crewneck / 63,800yen (tax-in)
 Col :Beige
Size :S/ M/ L
M
aterial: Cotton 100%

アメリカ海軍の着ていたスウェットからインスピレーションを受けており、元々その時の重要な出来事や訪れた場所、友人、趣味などを記念として残すためにペンで描かれている。当然ペンなので着古していくうちに黒からチャコール、バーガンディ、ベージュに色褪せていく。その点に注目し刺繍はビンテージの風合いももたせるため、同じカラーで刺繍されている。

個人的にイチオシはと聞かれればこちら。女性が赤いドレスを着ているのがポイント、というのも映画パリテキサスでナスターシャ・キンスキーの赤(ピンク)色の衣装姿がたまらなく好きだからだ。赤は女性を惹き立てる。その中に年老いた男性や手を取り合う男女がデザイナー二人の異なるニュアンスで描かれたバランスがとても良い。極め付きは背面中央のボクサー、素人目からは体重が載っているのかいないのかわからないが彼のパンチが確実に芯を捉えKOダウン。

Deli 1/4 Zip / 68,200yen (tax-in)
 Col :Oatmeal Grey
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

架空のデリ(デリカテッセン)をデザインしたハーフジップスウェット。デリの日常風景を切り取ったデザインは程よく抜け感もあり、ボロのデニムにビーチサンダルでスタイリングしたい。

Shadow Puppet 1/4 Zip / 68,200yen (tax-in)
 Col :Vintage Eraser
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

影絵を刺繍したこちらは、親子が寝室で子供との時間を楽しんでいる風景が思い浮かび好きだ。ボディの色も肌なじみが良くスタイリングも組みやすいだろう。

Traveling Band Hoodie/ 60,500yen (tax-in)
 Col :Sky Blue
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

Ballet Hoodie / 72,600yen (tax-in)
 Col :Oatmeal Grey
Size :S/ M/ L
M
aterial: Cotton 100%

1950年代のバレエスタジオや劇場からインスパイアされている。バレエというだけあり、身体全体の大胆な動きや頭からつま先までの繊細さが表現されておりウールスラックスに革靴を合わせたいと思った。

Gallery 001 Hoodie / 77,000yen (tax-in)
 Col :Oatmeal Grey
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

長年にわたり様々な異なるアートをカスタムさせたデザイン。この『ギャラリー』シリーズはブランドを代表するモデルでもありこの印象を強く持っている人も多いのではないでしょうか。

Gallery 002 Hoodie / 85,800yen (tax-in)
 Col :Multi Oatmeal Grey
Size : M/ L
M
aterial: Cotton 100%

こちらは小学校のタイルモザイクアートからインスパイアされている。生徒一人一人が正方形のタイルに好きなモノを描く。その当時のことを想いデザイナー二人が思い思いにデザインしていると思うと、なんだか胸が暖かくなり童心を忘れず楽しんでいるのが洋服を通して伝わってきます。

Samuel Zeligは決してデザインされ過ぎず、古いものの焼き回しでもない新しさを与えてくれる。それは異なる二人のバランスだからこその産物だろう。古着好きも新品好きも、手に取る理由がこのブランドには明確にあります。

MAIDENS SHOP 五十嵐

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2023/09/17

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