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“QUILP×LA BAUME” KASINKA-Q

MENS |

 

個人的にwantな逸品をご紹介するGW特設コーナーの時間がやって参りました。(そんなものはない)

KASINKA-Q / 35,200yen (in-tax)
Col:Denim
SIZE:40 / 41 / 42

昨日のI am dorkに引き続き、今夜、私が頂くのは、
「QUILP×LA BAUME “KASINKA-Q”」です。
*これ某CMのオマージュなので今夜は購入しません。ただし購入は志願してます。

TWO-FOUNDATIONの代表兼デザイナーの森下氏が10年以上エージェントをしているLA BAUME / ラ・ボームと、自身が手掛けるQUILPの初コラボレーション。LA BAUMEのインラインで展開されるKASINKAをベースに、綛(かせ)染め本藍デニム生地をアッパーに取り付けたスペシャルエディションです。

綛染めとは、デニム地の糸を染色する際に用いられる染色技法で、ロープ染色と並び代表的な手法のひとつです。機械を使用してオートマティックに染め上げるロープ染色に対し、手作業によるプロセスが大半を占める綛染めは手間が掛かる代わりにムラが少なく、原糸の風合いを残しながらも美しい染め上がりが特徴なんだとか。(綛糸と呼ばれる糸の束を藍の瓶に浸しては乾燥させてを繰り返す作業)
10年ほど前、QUILPではパンツの生地としてこの綛染め本藍デニムが使用されたそうです。

一方で、LA BAUMEもまた手作業によるプロセスに重きを置くブランドで、ポーランドの職人によってベジタブルタンニンで鞣された天然の牛革を使用し、ひとつひとつ手作業にてレザーフットウエアを作り上げています。
そんなLA BAUMEへQUILPが別注を依頼。綛染め本藍デニムをポーランドへ送り、森下氏のディレクションのもとKASINKA-Qを製作。アッパーにデニム生地を備えたサンダルという奇をてらった逸品が誕生しました。とやかく手作業という共通のワードに琴線が触れる。

デニムの季節感。とにかくこれに尽きると思います。とても良い。ビルケンソールを貼ってるので実用性もGOODです。
スタイリングのように薄いお色味のボトムスの足元に添えて欲しい。はたまたチャコールやネイビーあたり、トロピカルウールのトラウザーに敢えて。
革の性質上、がっつり伸びて履き馴染みますのでサイズ選びはジャスト目を推奨。はじめの窮屈な履き心地も、それほど忍耐ぜずとも自然と馴染んでいきます。
ここ最近はユッタやディミッシアーノなど武骨なレザーサンダルを好んでいただけに、このボテっとした見た目の愛嬌がなんだか今は気分。

サンダルの解禁は目前に迫っていることですし、ひと足先に夏のバイブスを感じましょう。
ベジタブルタンニン鞣しの革とともに本藍デニムの経年変化をお楽しみください◎

MAIDENS SHOP 田中

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2021/05/03

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