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S.E.H KELLY “TRENCH COAT (WEST YORKSHIRE SHETLAND MELTON)”

MENS |

待望の再展開。
コアなファンの方は歓喜でしょう。
今シーズンはストイックにアウターのみで展開も、最後の一着となりました。
こういう時を経ても、色褪せない良品は早いうちから背伸びしてでも持っておきたいところ。


【S.E.H KELLY(エスイーエイチ ケリー)】
ポール・ヴィンセント(Paul Vincent)とサラ・ケリー(Sara Kelly)が2009年にイギリスにてスタート。
生地やボタンなど全てをイギリスメイドに拘り製作。
コレクションは英国諸島(イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、および、北大西洋にある島々)メイドで作られている。
生地と材料は、優れた地方の工場と協同組合の豊富な品揃えから供給されており、1700年代から続くツイードファクトリー、国の唯一残存しているホーンボタンメーカー、イングランド中部地方の家族経営の会社など、カシミヤ、羊毛、ツイードなどブリテン諸島の様々なところから供給されている。
また、アイテムはワークルームやファクトリー専門店で作られている。


TRENCH COAT (WEST YORKSHIRE SHETLAND MELTON)/ 239,800 yen (in-tax)
Col:CEDAR
Size:L

非常に汎用性の高いトレンチコートをウエストヨークシャーのシェットランドメルトンで。
ベルトの太さや一枚袖の作り、深くとったヨークなど、昔ならではの要素を残しつつ、無駄なディテールは排除。
ベローズポケットやポケットフラップの下にベルトループを通したデザインを施し、従来のソレとは異なる他にはないものに仕上がっております。

生地はウエストヨークシャーのヘヴィーウールで有名な地域のなかでも最も古いミルで作られた、重厚でタフなメルトン。
英国テキスタイル界の名門の工場であり、特に軍用分野では2世紀にわたって英国陸軍を中心に名士たちのために生地を織ってきた非常に歴史のある工場だそう。(特にコート)
シェットランドシープの糸で織られている為、耐久性にも優れた頼りがいのある生地です。
風合いも最高。

ボタンには大き目のホーンボタンを採用、マットな仕上がりで、一つ一つ少しずつ違うのが特徴的。

ジャバラ式のポケットが前面に配置し、上部と側面からアクセスできます。

バックルは真鍮製で、1800年代に創業したウェスト・ミッドランズ州の鋳物工場で作られています。
こちらも、かつて鋳物工場が盛んだった地域で、最後の鋳物工場となっているそう。
940℃に溶かした真鍮を、砂でできた鋳型に手作業で流し込む伝統的なサンドキャスティング製法で作られており、パーツまで拘りぬいているところが当ブランドの説得力を裏付けます。

シンプルに格好良い、こういったコートを一着持っていくつになっても着続けれたらと思います。
ちなみに、背中半分と袖裏、ポケットには、なめらかな肌触りのサテンがあしらわれており、着脱もスムーズ。
しっかりとした素材ですが、着込んでいくと馴染んでやわらかくなります。

Textiles

Brass

Button

この一着に多くの人と工場が関わっています。
それだけ手間のかかった一着なので、値は張る様に感じますが、それをも超えてくる魅力を感じてます。

個人的に過去に買ったジャケットはXSで(そのころのサイズ感ではそれでもデカく感じてた)、今となっては体系もアップチャージしましてパツパツなので、現代の気分にあわせてまた何か買いたいところ。
ただ、それも思い入れがあって簡単に手放せないので、カリカリのおじいちゃんになったらまた着たいなぁと想いを馳せてます。
そんなS.E.H KELLYのアイテムを一着は持っておく事を推奨しております。

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年末に大物で買い納めしましょうね!

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2021/12/23

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