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QUILP“NEW COLLECTION 20AW”

QUILP“NEW COLLECTION 20AW”

【QUILP】
2008年スタートした “QUILP (クイルプ)” は、「モード」と「アルチザン」を具現化したアイテムをリリースする “TWO-FOUNDATION” の代表兼デザイナー・森下氏により設立。
ブランドの根底にあるブリティッシュスタイルをベースに、普遍的なトラディショナルと遊び心あるデザイン性の掛け合わせが魅力のブランド。
名前の由来は、1800年代に活躍したイギリスの小説家・Charles Dickens (チャールズ・ディケンズ) の作品である「The Old Curiosity Shop (＝骨董屋)」の登場人物・Daniel Quilp (ダニエル・クウィルプ) から。

ALFORD/40,000YEN(EX-TAX)
COL:Natural/Hynting Brown/Black
SIZE:OS
LINK:WEB STORE

まずはこちらのQUILP× EESETT&Coのパンツからご紹介です。新型となるALFORDはワンサイズ展開でウエストを大きくとったオーバーパンツ仕様。腰回りの大胆なスラッシュポケットや左右非対称のフラップ、ヒップの補強用パッチに膝のダーツといった、随所にミリタリーディテールを散りばめながらも、素材感も相まって上品な仕上がりに。所謂ミリタリーパンツに収まらない“らしい”１着となっています。着用時にはドローコードによって大きくウエストを絞ることにより腰回りに丸みが生まれ、スタイリングのアクセントになり得る存在感が秀逸です。
アイテム自体は気負わずに着用できるカジュアルな洋服でありながら、細部のデザインや立体感に拘ったつくり込みは、ビスポークテーラー出身である中澤淳明氏のEESETT&Coとの協業ならではでないでしょうか。英国への造詣が深い両者によるクラシックや伝統を踏襲しながらも、モダンな空気感を併せ持つ洋服の数々は、まさに“MODE et ARTISANS”の一言に尽きます。

併せて着用したシューズはTricker’s×QUILP×MAIDENS SHOPのトリプルネームとなるギリーシューズ。イギリス・ノーザンプトンの老舗シューズメーカーTricker’sにて、QUILPオリジナルの木型によってつくられるこちらも「モード」×「アルチザン」を具現化したアイテムの代表例ではないでしょうか。Tricker’sらしい重厚感あるつくりの“伝統”に、QUILPらしい“現代”のデザインの対比。ONLINE SHOPに他モデルを掲載しておりますので、ご興味がございましたら是非ともご覧ください。

LINK:WEB STORE

Hynting Brown/着用スタッフ身長172㎝体重58㎏

Black/着用スタッフ身長177㎝体重66㎏

McCARTY/47,000YEN(EX-TAX)
COL:Natural/Bottole Green
SIZE:３
LINK:WEB STORE

続いては英国老舗ファブリックメーカーBrisbane Moss社の高密度コーデュロイを使用したシャツジャケットです。鮮やかなグリーンが目を引くこちらの生地は、柔らかくも適度にコシがある為、ボクシーなシルエットをより引き立ててくれます。ゆったりとしたフィッティングですが、極端なオーバーサイズではないのでこれからの季節にインナー使いするのもオススメです。ボックスシルエットに新鮮なタイニー・カラー。quilpだからでしょうか、どうしてもセディショナリーズのアナーキーシャツを連想してしまいます。

着用スタッフ/身長177㎝体重66㎏

DINGER/39,000YEN(EX-TAX)
COL:Lemon
SIZE:３
LINK:WEB STORE

こちらも同じくBrisbane Moss社製の生地を使った１着で、高密度でハリのある素材感は、潔く1枚で主役にして着ていただきたいシャツです。大きくとられたポケットからもカジュアルな表情に仕上がっていて、生地自体も通常のシャツ生地よりも少し地厚です。スタイリングが重たくなりがちな秋冬シーズン、こういった鮮やかな色物を差し込むのもまた一興です。と、言いながらも通年着用できる素材ですので、重宝するシャツであることは間違いないです。

着用スタッフ/身長177㎝体重66㎏

BONZ/130,000YEN(EX-TAX)
COL:Stripe
SIZE:2
LINK:WEB STORE

最後はブランケット素材がひと際目を引くコートのご紹介です。ここでもやはり英国老舗テキスタイルメーカーHAINSWORTH社製の生地を使用。ずっしりとした厚手のウール生地に色鮮やかなストライプが存在感抜群です。こういったトラッドな色柄でも全く野暮ったく見せないところはただただ脱帽。ちなみにHAINSWORTH社はバッキンガム宮殿の近衛兵のユニホームへの生地提供でも有名との事。決して軽くはないコートではありますが、これだけ目の詰まったメルトン素材であれば寒さとは無縁なはず。フィッテイングもゆとりがあるつくりの為、画像のスタイリングの様にバルキーなニットも余裕を持って着込めます。