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【tagliovivo】 -Color by You- & “VINTAGE KIMONO / CANAPA SHIRT”

MENS |

昨日から”LOUNGE SAI & OLUBIYI THOMAS POP-UP at MAIDENS SHOP”を開催しておりますが、明日で最終日となります。
当店では普段オーダーしていないOLUBIYI THOMASの豊富なラインナップに加えて、Lounge SaiのWataruさんによって集められた様々な「衣」「香」「器」が並ぶ、またとない機会となります為、是非ご覧くださいませ。

さて先月、”tagliovivo TOKYO WORK SHOP -Color by You-“と題したイベントを開催したことはまだ記憶に新しく、足を運んでくださった方と同じように私たちも凄く楽しませていただきました。

思い思いのカラーで染色されたスペシャルなバッグをイベント用とは別に当店でもオーダーしており、イベントの合間に染色してもらった分は既に店頭に並べています。あと何点かは間に合わなかった為、イタリアに戻って染色してもらい、後日到着する予定。また、ジョルダーノ氏もイベントの際に着用されていた、この日本のツアーの為に特別に製作したシャツも店頭に並べています。

CASPER / 39,600 yen (tax-in)
Col:YELLOW / BROWN

Col:BROWN / BLACK

TASCA / 39,600 yen (tax-in)
Col:RED / BLACK

Col:BLACK / BLUE

Col:GREEN / BLACK

イベントの最中に配色を決め、その場の雰囲気と良さそうという直感を頼りにオーダーしましたが、申し分のない良い仕上がり。重ねる色を指定し、ある程度のニュアンスは伝えながらも、想像より仕上がりが越えてくるのはジョルダーノ氏の経験と色彩感覚の賜物。カラーを重ねることでより深みが出て、掠れた感じから違う色が見えるというのも、このバッグならではでまた良い。

VINTAGE KIMONO SHIRT / 75,900 yen (tax-in)
Col:White (近江上布) / Off White (宮古上布) / Grey (能登上布) / Navy (宮古上布) / Black (能登上布)
Size : Free

ひとつの型のシャツを、日本とイタリアのヴィンテージファブリック、2つの異なる文化で生まれた生地でアプローチしたアイテム。
パターンは、イタリアのローブ、日本の着物に見られる、生地の幅を最大限にいかす直線的なパターンを取り入れながらも、袖を通した時に立体的になるようにデザインされている。

日本の生地は、いわゆる上布(じょうふ)で作られた着物を解体したものが使われている。上布は、細い麻糸を平織りしてできる上等な麻布のことを呼び、幕府などへ献上品にもなるような織物で、縞や絣模様が多く、夏用和服に使われることが多いそう。
上布の製造工程は、原糸の糸繰りから手織の仕上げまで、全て修練によって身に着けた職人の手技で進む。一着分の生地を織り上げるのに2ヶ月以上かかり、複雑な工程を経て作られた上布は、比類なき麻の芸術品ともいえる日本が世界に誇る文化の一つ。

VINTAGE CANAPA SHIRT / 75,900 yen (tax-in)
Col:Natural
Size : 1 / 2

イタリアの生地も同じく全てハンドメイドで、1900年~1950年代ごろまで、一般市民が自分たちで着る衣類や、テーブルクロス、ナプキン、収穫した穀物を入れる袋などで使用するために、其々の家庭で織られていたもの。ボローニャ、ナポリ、ローマでは、原料となる大麻が自生しており、その繊維を叩いて取り出し、各家庭にある織機で用途に応じて作っていた。イタリアでは、古くから娘が嫁に嫁ぐ時には、新しいナプキン、テーブルクロス、ベッドリネンを持たせる風習があり、その生地にも使われていたそう。ですが1950年以降、原料となる大麻の生産が取り締まられるようになるのと、工業化が進んだことが合いまって、生産されることがなくなっていきました。家庭で手織りで紡がれていた生地なので、旧家の蔵の中に眠っていたものが出てきた時だけ手に入る希少な生地で、手紬ぎの糸の為、1点1点表情が違うのが魅力的。


“Tagliovivo”

イタリア語で切りっぱなしを意味する「tagliovivo / タリオヴィヴォ」。「taglio / カット」、「vivo / 生の、そのままの」という2語を纏めてブランド名としている。革本来の自然な見た目や加工を尊重する意味を込めて命名。2012年にブランドを設立。伝統的な職人技への拘りと最高品質の原材料を使用するの革小物のブランド。トスカーナの職人によりべジタブルタンニン鞣しされたラフなレザーとアンティークメタルのコンビネーションを特徴とし、また革についている自然な傷などをそのまま残してバッグを製作することにより、動物に対してのリスペクトを込めています。自然な鞣しの手法を用いられたレザーは、使い込む毎により表情豊かに変化していく様子も楽しめる。


MAIDENS SHOP 上田

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2023/05/13

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