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“ACRONYM”-J1W-GTPL-

ブランド初期より展開されている「J1A」シリーズ、通称 “オペレーションジャケット” の最新モデルにして、
ACRONYM史上最大のサイズスペックを誇る「J1W-GTPL」がリリースされました。
1999年から2001年の間に考案された名作「J1A」の系譜は、現代でもACRONYMを代表するプロダクトとして第一線を走り続ける。

J1W-GTPL / 308,000yen (tax-in)
-2L Gore-Tex Paclite Plus Interops Jacket-
COL：Schwarzrot
SIZE：M

J1W-GTPL / 308,000yen (tax-in)
-2L Gore-Tex Paclite Plus Interops Jacket-
COL：Black
SIZE：M

鉄板の「Black」に、何やら新しい風を吹かせてくれそうな「Schwarzrot」の2色をセレクト。
ちなみに「Schwarz-rot-gold」でドイツの国旗の配色を示すらしく、ドイツの統一と革新のシンボル的な意味合いとのこと。

ひとつ前世代の「J1A」とはデザインこそ類似してますし、何なら生地（2レイヤーゴアテックスパックライト＝「GTPL」）も同じ。

特筆すべきはサイジング。過去の「J1A」シリーズとは見違える幅広なシルエット。アームホール。
当店ではMサイズのみの展開となりますが、それでも身巾65cm強とACRONYMではあまり馴染みのない広さ。
加えて、かま底が深くアームもそこそこ太いためボリュームのあるシルエットに。
この大きな軌道修正は個人的には功を奏していて、従来のコテコテなギア感が薄れた。ような気がしてる。
モダンなシルエットにつきファッションとしても取り入れやすく、都会的な機能系アウターがここに爆誕しました。
ちなみに「J1W」のWは “wide-body” の意。

シェルだけでは流石に冬は乗り越えられない。
ライナージャケット「J91-WS」とのドッキングを見据えた設計となっていますので、ぜひいかがでしょう。
フルセットであれば厳しい気象条件下でも体温は維持できるとのことです。

そして生地はリサイクルナイロン糸で構成される「2L Gore-Tex Paclite Plus」
相も変わらず防風耐水性に富んでいるため雨天荒天なんのその。透湿面に於いても高いパフォーマンスを発揮してくれます。

GORE-TEX社の最高峰と言えば3層構造の3レイヤーシステムに違いありませんが、タウンユースとしてはややtoo much気味。
3レイヤー独自のパリっとした角の立つ風合いとは真逆で、しっとり滑らかなタッチが特徴の2レイヤー。耐久性、耐摩耗性に関しても向上の一途を辿っています。
馴染みがよく着心地にも定評があることから、普段使いに於いては最適解な説すらある。

ACRONYMの2L Gore-Texにこのボディバランスときたら、本当に探し求めていたシェルジャケットに他ならなかった。
そして、いつも通りディテールの嵐なので簡潔にご紹介させていただきます。

Convertible Collar Detail
フードはスナップボタンでデタッチャブル仕様。

Logo Tape / ロゴテープ
付属のロゴテープを装着できる取り外し式のマジックテープタブ。

Sound Forcelock / フォースロック
ネオジウム磁石入りのイヤホンを固定しておける取り外し式のマジックテープタブ。

Escape Zip / エスケープジップ
メインジップとして、中央に「消防士が熱を持った上着を瞬時に脱ぎ捨てられるように」ワンクリックで全開になるZIP構造。

Flak Pocket / フラックポケット
フラップ×止水ジップで完全防水仕様。

Shoulder Pocket / ショルダーポケット
左袖のみ。ここにも止水ジップ。

Gravity Pocket / グラビティポケット
両サイド袖口に配備された特殊スナップ仕様のポケット。重力を利用してポケットに入れたモノがストンと下に落ちることからグラビティポケット。iPhoneやそれ相当の規格のモノであれば収納可能。片手で取り出せる特殊なシステム。
また、袖丈の長さは袖口のテープを絞ることで調整可能。袖口には秘めたディテールが多数あり。