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【HED MAYNER】‐21SS NEW COLLECTION-

【HED MAYNER】‐21SS NEW COLLECTION-
待望の入荷は遡る事、先月の中旬。
2021年の春夏シーズンの始まりをこのファッション業界ならではの暦に倣って、例えば2月辺りをスタートとして数えるのであれば、あまりにも出遅れたスタートでした。
でも実際のところは納期の遅れなんて大した問題ではない気がします。それは半年前に公開されたルックビジュアルからくる期待を全く裏切らない出来栄えだったから。

BUTTON SHIRT/ 69,300YEN (IN-TAX)
COL：Pinstripe
SIZE：S/M

HED MAYNERではお馴染みとなったピンストライプ生地を使用したシリーズ。相変わらずの迫力あるシルエットです。打ち込みが良くコシがあり、張りのある生地ならではのボリューム感を楽しんでいただけます。素材もコットン100％の為、春夏シーズン以外は軽いアウターとしてもおすすめ。

4 PLEAT PANT/ 69,300YEN (IN-TAX)
COL：Pinstripe
SIZE：S/M

こちらも定番として毎シーズン展開されている、4 PLEAT PANTに定番のピンストライプ生地。特筆すべきポイントは、品名にもあるように腰回り1周につき8つのプリーツから生まれる独特なシルエット。ちなみにプリーツは前身に3つ、更には後身頃にも1つ設けられています。それにより前後左右へと広がるシルエットに。

4 PLEAT PANT/81,400YEN (IN-TAX)
COL：Ecru Herringbone Linen
SIZE：S

同じく4 PLEAT PANTの型にリネン素材のヘリンボーン生地。画像でお伝えできないのが残念ですが、所々に節が混じった清涼感ある風合いです。穿き込んだ時のシワ感なんかも味として楽しめそう。

COLLARLESS BUTTON SHIRT/ 69,300YEN (IN-TAX)
COL：Light Blue Checks
SIZE：S/M

あまく織られ透け感のある、縮緬のような所謂THE夏素材。ゆったりとした型もあいまってこれからの湿度が高くなるタイミングでも快適に着用していただけそうです。こういったグランパシャツモチーフのシャツは世の中に多いですが、袖先にかけてのボリュームや直線的なカッティングはHED MAYNERならでは。ちなみに生地は日本製。

ご紹介前に完売となってしまいましたが、シャツ生地を用いたスリーブレスシャツもございました。ショーピースとしても使用され、ひと際目を惹いていた分、完売も早かったアイテム。

CARGO PANT/ 88,000YEN (IN-TAX)
COL：Taupe Herringbone Linen/Cinnamon Linen
SIZE：S

前回の秋冬シーズンでも同型が好評だったこちらのモデル。その時のヘビーメルトンもこの型と相性が良かったですが、リネン素材も◎
生地がさほど膨らまずにストンと落ちてくれる分、少し落ち着いた印象に。使用されている生地は、リネンといえばな伊ソルビアッティ社製。以前にご紹介しましたガブリエラのリネン生地と同じです。
ミリタリーモチーフでこういった品の良い素材を用いる意外性も、同ブランドにファンが多い理由の1つではないでしょうか。

生地違いのCinnamon Linenも今季おすすめ生地。他にもコートとジャケットもございますので、後半でご紹介いたします。そしてこのハイウエストで穿いた時の腰回りがすごく綺麗。

4 PLEAT PANT / 83,600YEN (IN-TAX)
COL：Brown Cool Wool
SIZE：S / M

先程のピンストの4 PLEAT PANTの生地違い。こちらは一転して落ち感のあるウール素材に。コットン地の方と比較すると全体的にすっきりしたシルエット。COOL WOOLとあるように、肌触りも非常にドライです。定番4 PLEAT PANTにのせる生地として、前出のような張りのある生地か、こういった柔らかい生地が良いのか…人によって好みが分かれ、甲乙つけ難いところです。是非店頭で穿き比べていただければと思います。

共地のTシャツタイプもご用意がございました。この生地で半袖モノをつくるだけでも面白いのに肩回りにギャザーまで。シーズンレスかつジェンダーレス。

SINGLE BREASTED JACKET / 154,000YEN (IN-TAX)
COL：Cinnamon Linen
SIZE：XS / S

ジャケットサイズにすると58くらいありそうなフィッティング。最近のビッグシルエット人気でよくある、袖丈や着丈は程々に、肩巾や身巾を拡げたモノとは訳が違い、全箇所がそれぞれ非常に大きいという仕上がり。着用画像にて、袖は15㎝位まくっていますが、それでもまだ長いです。
ただ、非常に斬新でアバンギャルドな印象な中に、どこか懐かしさを覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。2000年ちょうど辺りで某デザイナーもジャケットで提案していたこのバランス。そんなことを思い返しながら袖を通しつつ、この違和感を楽しんでいただきたいです。
ジャケットと捉えると着こなしが限定されますが、コート感覚で着ていただけると意外と普通かも。