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【LABRUM LONDON】POP-UP STORE @MAIDENS SHOP

MAIDENS SHOPにて初めてのお取り扱いとなるLABRUM LONDON、さらにはその同ブランドのPOP-UP STOREのご案内です。
新しいブランドとの出会いを求めて海外へ買い付けに行く事が難しい現状が続いておりますが、
幸運なことにご縁がありまして、また魅力的なブランドを皆さまにご紹介できる運びとなりました。

【 LABRUM LONDON 】
― 異なる文化やコミュニティの理解に対する継続的な探求 ―

アフリカ・シエラレオネ系英国移民であるデザイナーFodayDumbuyaによる英国のテーラリング、西アフリカのプリミティブな文化に実用的なアプローチを用いたコレクションを発表しているロンドン発のLABRUM LONDON。
Foday Dumbuyaはシエラレオネの首都フリータウンで生まれ、キプロスで幼少期を過ごしたのちにロンドンへ移住。
ノッティンガム・トレント大学を卒業後DKNY、NIKEロンドンオフィスでデザイナーを務め、2015年にLABRUMを設立。
西アフリカ諸国の歴史的背景や、社会的問題を投影したクリエイションは、自身の生まれ育った環境から大きく影響を受けたものであり、内戦による医療の崩壊や腐敗しきった政府など、語られていないことの多い西アフリカの現状を伝えることで、西アフリカ文化と西洋文化の懸け橋となることを目的としている。

デザイナー自身の背景や、多文化から影響を受けたクリエイションに私たちが惹き付けられたのはもちろんのことですが、
今回の取り組みに至る最も決定的な理由は、FodayDumbuya氏とMONAD LONDONデザイナーDaniel Olatunji氏の関係性と419 collectiveの存在。
個性的なブランドが多い当店のラインナップの中においても、ひと際異彩を放つMONAD LONDONのデザイナーを務めるDaniel Olatunji氏もまたFoday氏と同じくアフリカ系移民であり、その多文化の影響からなるアートピースとも呼べるクリエイションはMAIDENS SHOPにおいて特別な存在です。
その感性に共感する人物のブランドとなれば、私たちが興味を惹かれるのも極めて自然な流れでした。
更に、OLUBIYI THOMASも含めた3人による419 Collectiveは、自らをINCUBATOR(孵卵器)と称する所謂クリエーション集団。それぞれ3者が各々取り組んでいるブランドとは別の活動としてパリなどでインスタレーション等を開催しています。そして419 Collectiveの活動理念にも、やはり失われつつあるアフリカ文化への尊敬の念が込められています。

少し脱線気味の為、本題に戻りますが、ここまでで既にLABRUM LONDONに興味をそそられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
文章だけではお伝えしきれない部分もございますので、是非とも実際に触れていただければと思います。
何とも形容し難い、様々な要素が盛り込まれた洋服であるがゆえの魅力です。
ちなみに21AWシーズンの国内展開はMAIDENS SHOPのみ。