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USA ROAD TRIP traveled from September to Octorber,2023 ~Russell Moccasin~

こんにちは。牧野です。
9月下旬〜10月にかけて約２週間、アメリカに行ってきました。今回は田舎町を車で回り、-Minnesota-Wisconsin-Missouri-Kansas-Colorado-Wyoming-Idaho-Oregon-Washington-と9つの州、約8500kmの旅です。

私用も多く買い付けに使える時間は少なかったのですが、いくつか事前にアポイントを入れていたブランドを訪れましたので、今回のBLOGではその買い付けの内容とプライベートで訪れた街や出来事を記していきたいと思います。

旅の始まりはMinnesota州。普段からNYへ行く時など乗り継ぎにも使うミネアポリスセントポール国際空港で降り立ちレンタカーを借ります。
今回のBLOGのメインであるラッセルモカシンはお隣のWisconsin州にあるため、早速車を走らせます。

【Russell Moccasin / ラッセルモカシン】
RUSSELL MOCCASIN（ラッセルモカシン）は、1898年にアメリカのウィンスコンシン州、ベルリンに設立されました。
設立者のウィル・ラッセル氏が当時盛んだった森林伐採作業に従事する木こりの為にハンドメイドのブーツを作ったのがはじまりでした。
1898年創立以来100年以上たった現在でもなお、昔とまったく同じ製法で熟練した職人により全ての過程がオールハンドメイドで作られており、古き良き時代のアメリカの伝統を今に伝える大変貴重なブランドです。

いくつか寄り道をしながらようやく到着。
ラッセルモカシンはWisconsin州のBerlinという田舎町にあります。周りに牧草地と畑しかない1本道をずっと走ると突然古い街並みが。

写真では見たことのあったラッセルのファクトリー。佇まいだけでも感動です。

現オーナーのJoeさんに工場内を案内してもらいました。
こぢんまりとしたファクトリー内には各モデル、サイズ別の木型や作りかけのブーツなどが並んでいます。

僕が訪れた際は作業されていた職人さんは一人だけでした。昔から続く製法で１足１足丁寧にハンドメイドで仕上げているのが印象的でした。
製作途中のシューズで「モカシン製法」についての説明をしていただき、実際に全ての工程が手作業で行われていることを確認しました。

出荷前のゼファーブーツ。
ラッセルモカシンと言えばなRed Mapleというカラーのレザーです。

今回はMAIDENS SHOPと系列店であるUSONIAN GOODS STOREの２店舗分の別注オーダーを置いてきました。
ノートに手書きでメモされていくオーダー。めちゃくちゃクラシックスタイルです笑
現在職人不足で入荷までには時間がかかってしまいそうですが、自信を持ってオススメできる別注をして来ましたので是非お楽しみに！

RUSSELL MOCCASIN CAP / 7,700yen(in-tax)
Col : Navy / Orange / Hunter Green