NEWS&BLOG

ABOUT “Wythe New York”

MENS |


 

明日より営業時間に変更がございますのでコチラをご確認ください。末尾にも記載しておきます。

4月ということで、当店にも期待のルーキーがやってきた。
AW20で産声を上げたばかりの “Wythe / ワイス” from U S A です。


【Wythe New York / ワイス】

Designer:Peter Middleton

「I started Wythe searching for icons of the past — the perfect oxford shirt, an authentic denim pearl snap, the grey sweatshirt worn to perfection. These were all things that could be found in any shopping mall, but the soul of the garment had been ripped out. I wanted the oxford shirts that Miles Davis wore, the denim pearl snaps that James Dean wore, and the sweatshirts that Paul Newman wore.

This dream of a lost Americana became Wythe. The bygone heirlooms of the past, remade to fit well and last long enough to be passed down to the next generation of dreamers.」


Miles Davisが着ていたオックスフォードシャツ。James Deanが着ていたデニムウエスタン。そしてPaul Newmanが着ていたスウェットシャツ。憧れの彼らが着ていたあの服が欲しかった。そう語るデザイナーのピーター。

「Wytheは失われたアメリカに思いを馳せる夢物語。」
ブランドの哲学として1番に掲げていたフレーズが強烈だった。大量生産そして消費されてゆく現代のアパレルの構造に警鐘を鳴らし、自身が恋焦がれ探し求めた本物のアメリカ、世代から世代へと受け継がれてゆく魂の籠った服の創造をタスクとしている。

珍しく真面目なブランドだな。最初はそう思った気がする。とりあえずLOOKのデータを送ってもらった。

これ見て即決。

想像してみてください。通りがけの公園。ふと振り返るとこの景色。何気ないんだけどまるで映画のワンシーン。そこに言葉は必要ない。純度100%の世界観。抜群のセンス。1シーズンにかける熱量。これが半年のタームで消化されてゆくのが勿体ないというか儚い。TAKE IVYばりな書籍にできるでしょ。あったら買うよ。そんな感じで夢物語ってのは強ち冗談ではないなって興奮した。きっと遊ぶにしても全力になれるタイプなんでしょうね。なんと言うか、眩しい。
L.L. BEANやらFILSONと似た匂いを感じた。聞けば初期のL.L. BEANにはとくに影響を受けているそうで。Wytheのイメージカラーにあたる(よく使われる)エメラルドグリーンなんかは自身が所有している50’sのシャモアシャツにインスパイアされたみたい。名作です。ただ、我々がWytheに心を打たれたのは足が地についてるというか、ストーリーを感じるからでして、単に過去の焼き回しで終わらない個性の強さがあってのバイイングに至ります。

シーズン毎に明確なテーマを設けているWythe。今季のテーマは”Camp Friendly Pines”。ピーターが幼少期によく親戚に連れられ遊びに行ったというニューヨーク北部のアディロンダック山地でのキャンプをイメージしたコレクション。”Camp Friendly Pines”の文言はスウェット、Tシャツ、キャップあたりにプリントされています。この手の味付けもアメリカらしくて最高。

前職のラルフローレンでは生地開発に携わっていたというピーター。彼の経歴もあり生産サイドでは生地がメイントピック。コレクションで使用される生地のほとんどがミルと直接連携している彼がデザイン開発しているもので、それらの生地はWythe専用。正真正銘のオリジナルです。生地にうるさい我々としてもWytheのGoodなテキスタイルには満足できた。あと基本的には東海岸テイストだけど、ピーターの育ちがテキサスということで随所にウエスタンだったりカントリーな要素が入り混じってる。アイテムにフォーカスしてみると面白いですよ。

「失われたアメリカを取り戻す」など夢想家の大袈裟な戯言だと辛辣なこと言われても何ら可笑しくない話ですが、こればかりはモノで判断して欲しい。僕らは、Wytheは本物だと思ってる。それこそ僕らよりもひと回り上の世代の方々に見て欲しい。時代は違えどアメリカには古き良きカルチャーが残ってました。

改めて思ったけど、やっぱりアメリカの空気感が好きだな〜。
どこか古臭くて懐かしい、季節の変わり目のようなノスタルジックなあの感じ。圧倒的主観。

上のモカシンは後日入荷予定◎
商品の詳細は追ってご紹介いたします。
国内ではMAIDENS SHOPとUSONIAN GOODS STOREのみの展開。

Norlhaのイベントと併せて要チェックです。

マヌケな感じが堪らんのです。

“THE STORE BY MAIDENS“
(ONLINE STORE)*一部アイテムは掲載済です。

☎:03-5410-6686
✉:shop@maiden.jp

MAIDENS SHOP 田中


【営業時間のお知らせ】

金曜日-土曜日 12:00~20:00
日曜日-木曜日 12:00~19:00(20:00)
日曜日-木曜日 19:00~20:00の時間帯に関してはアポイント制となります。
*アポイントは店舗まで直接ご連絡ください。

2021/04/01

line

LABELES