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前回のla favolaブログは唐突な終わり方をしてしまいましたが、今回はその続きでパンツとアウターをそれぞれ1型ずつご紹介いたします。特にパンツはおすすめです。少しずつですが寒さもやわらいできましたので、春物をお探しの方へ参考となれば幸いです。

EASY PANTS (WOOL LINEN)  / 42,900 yen (tax-in)
Col：STRIPE NAVY / SOLID SAND
Size：1 / 2

la favolaでは定番的にリリースされている型で、元々は共地でジャケットもあるセットアップですが、当店では単品パンツとしてご提案。品名にはEASY PANTSとありますが、決してウエストがドローコード仕様であるとか、生地にストレッチが効いているというものではありません。あくまで真面目なつくりのパンツを堅苦しくなく穿くといったニュアンスでしょうか。リネンとウールがほぼ半々でシャリ感のある軽いタッチの生地。見た目にはそれほど軽い生地には見えませんが、夏場を中心とした3シーズンくらい活躍してくれそうです。
シルエットに関しては、少しだけ股上を深くした1プリーツで、膝下の絞りも緩やかなほぼストレートといったところ。様々なトップス・シューズのボリュームバランスにも幅広く対応できる型かと。ジャケットやシャツのみならず、襟の無いトップスでカジュアルなスタイリングも◎

 

SHORT TRENCH JACKET / 79,200 yen (tax-in)
Col：CAMEL
Size：1 / 2 / 3

トレンチコートをショート丈へ変更というだけでなく、コートをウエスト部で強引にそのままカットしたようなデザイン。ショート丈トレンチというアイテムは多くあれど、それらよりさらに思い切ったショート丈。実際に着用してみるとドリズラー程の丈感です。後ろ姿はなおの事ドリズラー。男性服のクラシックな部分にフォーカスしつつ、ただ単にシンプルで上質、だけでは終わらない遊び心のあるla favolaらしい編集。

22ssシーズンのla favolaは以上でございます。MAIDENS SHOPのラインナップの中では少々緊張度の高いアイテムが多いブランドとはなりますが、それぞれのアイテムの着こなしの自由度は高いかと思います。一つの洋服の中に色々な解釈ができる要素があり、それをどうピックアップして着こなすかによって様々なスタイルを楽しめる、そんなブランドではないでしょうか。

話は変わりますが、つい先日la favolaの22AW展示会にお邪魔させていただきました。秋冬は得意とされるコートなどの重衣料がやっぱり良いなと実感しつつ、デザイナー平氏からビスポークについてもご案内いただきました。いつか当店でもそういったイベントができたらなぁと思いながら秋冬シーズンに思いを巡らせる、そんな展示会でした。
とはいえ、ご紹介しましたように春夏シーズンも充実しておりますので、まだ袖を通されたことのない方は是非とも一度お試しいただければと思います。

MAIDENS SHOP 山田

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