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OLDMAN’S TAILOR “NEW COLLECTION 20AW”

OLD MAN’S TAILOR “NEW COLLECTION 20AW”

入荷から少し時間が経ってしまいましたが、今シーズンもご用意できております。
OLD MAN’S TAILORならではの、作り手の“拘りと温かみ”を感じられる洋服。
これからの季節につい手が伸びてしまう洋服ばかりですので、最後までご覧いただければと思います。

【OLDMAN’S TAILOR (オールドマンズテーラー）】
しむら祐次・とく夫妻が2001年に立ち上げたOLDMAN’S TAILOR/オールドマンズテーラー。山梨県富士吉田市を拠点とし、元はとく氏の実家である絹織物屋からスタート。
糸の生成には富士山から流れ出る豊富な湧き水を利用し、生地も昔ながらのシャトル織り機で織られています。
ヨーロッパ、特に英国のアンティークや古着にも造詣の深いしむら夫妻によるコレクションは、伝統的なブリティッシュスタイルをベースとし、クラシックな雰囲気ながらも現代的なディテールやシルエットが多くの服好きから支持されています。

日本国内には各地に優れた織物産地が沢山あります。愛知県の尾州や山形県の米沢、毛織物の岩手県など…世界的に高い技術力を認められた機屋さんも数多くあります。オールドマンズテーラーが拠点とする、富士山で有名な富士吉田市もそういった織物産地の1つ。古くは江戸時代から絹織物産業が盛んで、〝甲斐絹〟と呼ばれた織物は京都のそれを凌ぐといわれ、当時の江戸中で評判になるほどでした。
そんな歴史ある山梨県の機織り産業には、起源にまつわる伝説が言い伝えられているとの事で、面白い話でしたので少しだけご紹介を。

【山梨ハタオリ産地のはじまり「徐福伝説」】
1000年続く山梨ハタオリ産地には、実はさらに1000年さかのぼる伝説があります。秦の始皇帝の時代、徐福(じょふく)は「東の海の果てにある蓬莱（ほうらい）の山」にあるといわれた不老不死の薬を求めて、船で中国から日本へやってきました。徐福の探していた山こそが不死の山といわれていた、富士山でした。徐福は薬を探しまわりますが、ついに見つかりませんでした。
故郷に帰ることもできなくなった徐福は、村の娘と結婚し、いまの富士吉田の地で暮らすことにしました。そこで織物の技術を村の人々に伝え、やがて村では織物が盛んになった、という伝説です。いまでもハタオリの神様として祭っている神社があるほど、徐福と山梨ハタオリ産地は深い縁があるのです。

この他にも山梨の織物産業の歴史や現在の地場産業の取り組みについても紹介されていますので、ご興味がございましたら是非読んでみてください。

【ハタオリマチのハタ印】

話が少し脱線してしまいました。
商品のご紹介です。

WORK JACKET (OG CORDUROY)/52,000YEN(EX-TAX)
COL:NTL
SIZE:38/40
LINK:WEB STORE