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“OLDMAN’S TAILOR” SS20 COLLECTION

MENS |

 

織物の産地として名高い山梨県富士吉田市に拠点を置くOLDMAN’S TAILOR。
旧いシャトル織機やジャガード織機らを収容した自社工房近くにコンセプトストア「THE DEARGROUND」をオープンさせ、その年にテーラーの要素を踏まえたメンズブランド・OLDMAN’S TAILORを立ち上げる。シーズンごとのテーマは設けず、ヨーロッパのトラディショナルウエアをベースにその時々で作りたいモノを創作。彼らのルーツでもあるリネンを中心としたコットン、シルク、ウールなどのナチュラルな素材を用い、その原糸はイギリスやフランスから取り寄せることもあるとか。紡績に関しては旧い織機にこだわっているわけではないらしいが、理想を追い求めた結果、旧式のシャトル織機にたどり着いた。糸自体にテンションが掛からず「空気を孕んだ心地よい風合いの生地に仕上がる」ということだが、確かに袖を通した時の印象はそれに近かった。テーラー、ファブリック、ディテールとコンセプト通り英国的なエッセンスが強く、初見の方からするとMade in Japanという事実に耳を疑うかもしれない。
富士山の麓よりMade in EnglandなOLDMAN’S TAILOR。玄人好みなウエアで豊富なラインナップを誇る同ブランドのコレクションより当店がオーダーした品番をご紹介いたします。以下ブランドリリース。

【OLDMAN’S TAILOR / オールドマンズテーラー】
しむら祐次・とく夫妻が2001年に立ち上げたOLDMAN’S TAILOR。山梨県富士吉田市を拠点とし、元はとく氏の実家である絹織物屋からスタート。
糸の生成には富士山から流れ出る豊富な湧き水を利用し、生地も昔ながらのシャトル織り機で織られています。
ヨーロッパ、特に英国のアンティークや古着にも造詣の深いしむら夫妻によるコレクションは、伝統的なブリティッシュスタイルをベースとしクラシックな雰囲気ながらも、現代的なディテールやシルエットで多くのファンを作っている。

LINEN WORK JACKET / 42,000YEN (EX-TAX)
COL:BEG / BRN
SIZE:38 / 40

適度なゆとりを持たせたワークジャケット。シャツの様にグッと袖を捲って夏まで羽織りたい。
旧い織機で織られたリネンはムラのある生地の表情がポイント。洗い込むことで目が詰まってゆくでしょうから、ついつい経年変化に期待してしまう。しっかりハリのある風合いですので、着る・洗うのサイクルは敬遠せずに回していきましょう。
季節感を加味するとアンティークリネンやアフリカンファブリック(ベージュにMONAD/ブラウンにMARRAKSHIのシャツ)またはそれに近い質感の生地との相性が抜群。もちろん夏場はTシャツにサッと羽織るだけで◎
組下のワークパンツもご用意しておりますので、オンラインストアよりご確認ください。

REGULAR COLLAR SHIRTS / 24,000YEN (EX-TAX)
COL:WHT / BEG
SIZE:38 / 40

OPEN COLLAR S/S SHIRTS / 23,000YEN (EX-TAX)
COL:WHT / BEG
SIZE:38 / 40

シンプルにシャツ2型もご用意しております。適度にリラックスしておりますがワークジャケットほどの抜け感はなく。いわゆる普通なのが良いシャツです。
という事で、特筆すべきは生地。表記を確認するまで誤認していた自分も恥ずべきだが、リネンのような織りとシャリ感、接触冷感とまでは言えないものの ひんやりとした質感が特徴の「コットン」地です。これはリネンのエイジングと同様で水を通す度に目が詰まってゆき、適度にシワを寄せそう。ノンアイロンの洗いざらしで着用できる程度かと思いますけどね。
普遍的なアイテム故、生地とプライスに拘ってみてはいかがでしょう。

ジャケット、パンツ、シャツ どれをとってもまだまだ着れますので是非。
それでは、本日はこの辺で。

“THE STORE BY MAIDENS“
(OUR ONLINE STORE)

☎:03-5410-6686
✉:shop@maiden.jp

MAIDENS SHOP 田中

2020/05/28

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