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【MOJITO】MOJITO for MAIDENS SHOP “ABSHINTH SHIRT by INDIVIDUALIZED SHIRTS”

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MAIDENS SHOP 別注のアブサンシャツをリリースするにあたり、先日のブログではインタビュー形式でデザイナー山下さんのファッション観やご自身のキャリア等についてご紹介をさせていただきました。まだご覧になっていない方はお時間のある際に一度読んでいただけると幸いです。日本のアメカジ黎明期からファッション業界の第一線で活躍されていた、山下さんの現在に至るまでの経験についての内容は、どれも非常に興味深いものでした。ファッションを意識し始めた10代の頃のエピソードや、名店プロペラを経てMOJITOのスタートするまでのいきさつであったりと、その時代の日本のファッション文化の一部を垣間見ることができるお話は、まさに名著AMETORAの世界。そして何より、その時代を実際に体験された方から当時の様子について直接伺えたというのは、改めて思い返すと貴重かつ贅沢な経験だったなとしみじみ実感しております。お忙しい中ご協力くださいました山下さんには、この場をお借りして再度お礼を申し上げます。

前置きが長くなりましたが、前回ブログを山下氏編としつつ、今回はアブサンシャツ編と題してシャツの詳細についてのご紹介をしていきたいと思います。アブサンシャツが生まれた背景や、拘りのディテールなどについては、THE STORE BY MAIDENS でのインタビュー記事でご紹介しておりますので、併せてそちらもご覧ください。

ABSHINTH SHIRT by INDIVIDUALIZED SHIRTS / 31,900 yen (tax-in)
Size : L / XL

”ヘミングウェイ=開襟シャツやショートパンツ”というイメージから生まれたこのアブサンシャツ。MOJITOを象徴するアイコンであるアーネスト・ヘミングウェイは、小説家という肩書でありながら、釣りやハンティングといった野外趣味をライフワークとした人物。そんな彼の生前の姿を写した写真集などには、やはり開放的なオープンカラーのシャツを着ている場面が多く、まさしくヘミングウェイを象徴するアイテムの一つです。そんなヘミングウェイが愛した開襟シャツをベースとし、MOJITOの再解釈を経て誕生したものが、このアブサンシャツとなります。

ちなみに今回ご紹介するアブサンシャツは、品名にby INDIVIDUALIZED SHIRTSと付いているように、インディヴィジュアライズドシャツ社製の仕様となっております。毎シーズン、アブサンシャツ自体は定番展開されているのですが、そちらは日本の生産背景を使ったものとなり、デザイン自体もこれから紹介するアイテムとは少し異なります。(そのあたりの詳細についてもTHE STORE BY MAIDENS の記事ご覧ください)MOJITO立ち上げ後、間もなくして生まれたこのアブサンシャツは、その展開が始まった当初のものがインディヴィジュアライズドシャツ社製だったことからも、どちらが良い悪いではないですが、by INDIVIDUALIZED SHIRTSの方がオリジナル的立ち位置となるのではないのでしょうか。そして数年ぶりにリリースされるインディヴィジュアライズドシャツ社製のアブサンシャツに、当店が生地別注をさせていただいたという訳でございます。

まず生地のバリエーションについて。生地は4タイプからなり、素材もコットン100%のものから綿麻の混紡、コットンカシミアまで幅広いラインナップです。

コットン100%の軽いタッチの肌触りが特徴的。ベージュを基調とし大柄のレッドとブルーのチェックはアメリカンな表情ながら、細番手の糸を使用することにより洗練された印象です。

鮮やかなグリーンのこちらはコットンと麻の混紡素材。所々に節のある緯糸によって生まれる凹凸のある生地は、色味も相まって涼し気な印象。是非とも洗いざらしでラフに着ていただきたい1着です。

第一印象でリネン混かなと思ってしまう程にシャリ感のあるコットン100%。打ち込みの良い、密な織り目によるサラッとした肌触りの為、春夏シーズンはもちろんの事ですが、通年着用も可能な生地です。ちなみに、山下さんお気に入りの色柄です。

最後はコットンカシミアの微起毛。カシミア混で微起毛なんて暑苦しいと言われてしまいそうですが、ネル程のモケモケではないのでご安心ください。それにしても最近は春夏シーズンでもコットンカシミアを使った洋服多いですよね。トレンドなのでしょうか。

ご紹介は以上でございます。山下さんもおしゃっていましたが、開放的な印象の開襟シャツは春夏シーズンに最適なアイテムかと思います。半袖タイプは展開しておりませんが、暑くなったらパパよろしく袖を捲って着ていきましょう。キューバやアフリカよりも蒸し暑いであろう日本ですが、そんな着方も粋なのではないでしょうか。

MAIDENS SHOP 山田

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2022/05/02

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