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【seya.】
”SS23 COLLECTION -Bosporus-”

“seya.”のSS23 COLLECTIONを2月23日よりリリース致します。
テーマは-Bosporus-
デザイナーの瀬谷さん自身で旅をして、ファッション、造形物、香りなど、その土地から感じることを歴史的な背景と紐解き、解釈することでseya.のクリエイションとして表現されます。
今シーズンも上質な原料を使用し、ユニセックスブランドならではのシルエットバランスや色彩感覚をテーマと併せてお楽しみ下さい。

-Bosporus-

“ボスポラス”はヨーロッパとアジアの境にあるトルコのヨーロッパ側とアジア側を分ける海峡です。エーゲ海に続くマルマラ海と黒海を結び、両岸にあるのがイスタンブール。アジアの最も西にある都市です。紀元前2世紀から18世紀までの東洋と西洋をつないだ、文明の交易路シルクロードの最後の地点がここでもありました。

そんなアジアとヨーロッパとの境がどのように交わっているのか見たくて、混沌したこの場所を訪れたそうです。

東南アジアのような強い色のライト、新鮮な食材、夜遅くまで開いているカフェ、街と海が一望できる屋上。”ガラタ橋”という橋は釣りをする人々でひしめきあい、広場では難民の子供達が家族のようになってたむろし、観光客目当ての店々の呼び込みがひっきりなしと続くヨーロッパサイドの”ファーティフ”。チャーミングなカフェやオーガニックショプが並ぶ現代的なアジアンサイドの”カドゥキョイ”と”ベイオール”。宗教は表面に見えるのはイスラム教ですが、実は自由でいろいろな神をそれぞれ信じている人々。

そんな街にいて、ふと気がつくといつも見えたボスポラス海峡。イスタンブールは丘の街。高いところから見る海は、雑多な街を超えて遠くにつながる世界が抜けて見えるようでした。ボスポラス海峡の水はこの街のダイナミックなエネルギーの源だと思ったそうです。