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【GABRIELA COLL GARMENTS】-Series No.13- #2

MENS |

夏はまだまだ暑い。8月も終わりに差し掛かり、本格的にAWが始動。ですがまだそんな気分ではないっていう方が多いのではないでしょうか。正直僕もそうです。茹だる暑さの中では中々寒い季節のイメージが出来ないのが本音、、、。とは言えもうニットやアウターを買ってくださるお客様も見られ、このサイクルに販売員以上にお客様が慣れているのも事実。もう少し涼しくなったらで構いませんので是非店頭に秋冬のアイテムご覧くだされば幸いです。

さて、本日はGABRIELA COLL GARMENTS -Seris No.13-のオーダーしたラインナップをご覧ください。2回に分けて本日は取り敢えず商品写真の全ラインナップでご紹介して、近々着用したスタイリングでご紹介できればと思います。


【GABRIELA COLL GARMENTS / ガブリエラ コール ガーメンツ】

DESIGNER:Gabriela Coll

女性デザイナー、ガブリエラ・コールによるスペインを拠点とするブランド。
シーズンごとの区分けに縛られない “シリーズ” をコレクションとして展開。着こなしや価値観を重視した彼女のコレクションは、メンズピース、ウィメンズピース、バッグ、アクセサリー、フットウェアで構成されている。
各シリーズは仮想の物を具現化したものであり、展開するピースに決まりなども設けていない。中には永続的に、また繰り返し展開されるピースも登場する。
スペインと地中海という2つのカルチャーバックグラウンドを持つガブリエラの原点を着想源に、飾り気のないシンプルさやクラシカルな表現をファブリックの個性と関連付けたデザインとして提案。ミニマルながらも、力強い個性が感じられるユニークなウエアを仕立てている。
また、南部地方本来のカルチャーのように、夏や冬といったイメージにとらわれないクリエイションを展開。レイヤードすることで服と共に歳を重ねていくイメージで普遍的なワードローブを追求する。
アイテムは、ガブリエラ コール ガーメンツのスタジオや、ローカルな工場で手作業にて生産。生産工程を大事にした、職人気質が感じられる物作りを行っている。


“【NO.65】LORO PIANA WOOL OVERSIZED COAT (100% Loro Piana Doeskin)”

Col : Brown

Size : 1 / 2

¥242,000 (Tax-in)

定番のオーバーサイズコートは今季は3種類の素材でオーダー。

〇100% Loro Piana Doeskin
〇100% Loro Piana Capolavoro
〇DORMEUIL ALPACA

先ずはインラインからロロ・ピアーナのドスキン。ドスキンとは本来、雌鹿の革という意味だが、殆どの場合繻子織りの毛織物にその名が使われている。鹿革と謳うのも納得の質感。程よく肉厚な生地は滑らかでとても柔らかく、品の良い光沢感を備えている。たっぷりと生地量を採るコートではあるが、さほど重さはない為着易く、秋の終わり頃から活躍してくれるのは間違いない。個人的には着用した際の落ち感が3つの生地の中で1番好き。乱暴な言い方にはなるが、これさえ羽織れば様になるというくらいの雰囲気を纏う一着。

“【NO.65】LORO PIANA WOOL OVERSIZED COAT (100% Loro Piana Capolavoro)”

Col : Black

Size : 1 / 2

¥253,000 (Tax-in)

Col : Dark Grey

Size : 1 / 2

¥264,000 (Tax-in)

インラインにはないが以前のシリーズで展開のあった生地からオーダーをかけたこちらは、ロロ・ピアーナのカーポラヴォーロをのせている(イタリア語でCapolavoro=「名作・傑作」)。ロロ・ピアーナでもカーポラヴォーロ〇〇いう生地は偶に見かけることはあるが、単体はガブリエラでしか僕は見たことがなかった。ドレス出身でもないのでそんなにロロ・ピアーナの生地を知っているわけでもないが、、、。きめ細やかなウールを使用したビーバー素材で(Dark Greyはカシミヤを10%ブレンド)、普通であればこの生地を綺麗なチェスターコートとして仕立てるだろうと容易に想像できる、「名作・傑作」の意に違わぬ至極の素材。これを切りっぱなしの大ぶりなシルエットのコートに落とし込むからこそなのだろう。心地良い適度なウェイトがあり、全体で良い生地を感じながら包み込まれるということがそもそも嬉しい。2000年前後、モードの世界にあった様なシックなオーバーサイズの雰囲気も個人的には感じられ、今の気分にもフィットする。

“【NO.65】DORMEUIL ALPACA OVERSIZED COAT”

Col : Brown / Black

Size : 1 / 2

¥363,000 (Tax-in)

フランスの老舗テキスタイルメーカー「ドーメル」のアルパカ/ウールを使用。アルパカの素材は『ベビーアルパカ』のみを使用し、それをウールとブレンドし、毛足の長い超ロングビーバー仕上げのスペシャルな生地。ベビーアルパカでよく言われるカシミヤ並みの風合いや保温性。たぶん見た目で暖かく、ふわふわなのはお分かりいただいているかと。着心地の良さや暖かさという部分はもちろんのことながら結局面構えが兎に角イケてる。これに尽きると思う。まず店頭にて袖を通していただき、そこから値段については考えましょう、、、。(因みにBlackはリリース直後にソールド。)

“【NO.87】LONG SLEEVE T-SHIRT”

Col : Tan Stonewash / Grey Stonewash

Size : 4 / 5

¥30,800 (Tax-in)

定番で展開している最早名作ロンT。滑らかなコットンのボディにフェードした染め、体のラインに沿うようなシルエットの一枚は、首の開き具合と袖の落ち方が綺麗で、妙に色気を感じる。毎度いつの間にかなくなっているので、気になっている方はお早めに。

“【NO.155】DENIM SLIT TROUSERS”

Col : Black Denim / Brown Coated

Size : 2 / 3

¥74,800 (Tax-in)

これまた定番の型。今季はリジットのパリッとした生地のブラックデニムとコーティングのブラウンでピック。ソリッドな質感とフレアシルエットがマッチしたパンツは足が長くなったような錯覚を覚える綺麗なシルエットが特徴的。今ならさらっと涼しげなシャツとビーチサンダルで合わせたい。季節が進めばブーツにハイゲージのニット、その上にロングジャケットと合わせるイメージが膨らんだ。丈が少し長めではあるのでお直ししなければSize2で175cm以上は必要かもしれません、、、。

“【NO.227】DENIM FULL TROUSERS”

Col : Black Denim / Brown Coated

Size : 1 / 2

¥75,900 (Tax-in)

新型のワイドパンツでもデニムをオーダー。タックやベルトループを排したミニマルな仕様で、丈はスッキリめな設定。ウエストからヒップ、ワタリ部分にかけてゆとりを持たせ、足元にかけてストンと落ちるようなワイドシルエット。ハリがしっかりある生地なのでシルエットが立ってくれる。一味違う素材感ではあるものの合わせやすく、穿きやすいシルエット。所謂汎用性が高いとでもいうのか、スタイリングのハードルはないようなもの。お手持ちのニットやシャツに是非合わせていただきたい一本。

“【NO.230】DENIM DOUBLE BREASTED COAT”

Col : Black Denim

Size : 2

¥148,500 (Tax-in)

これまた新型のダブルのロングコート。先程のパンツと同じデニム生地をのせており、生地の分量もかなり多い。やはり想像通り着心地は決して良い方ではないが、体に沿う部分は沿ってくれ、これまた生地と相まりシルエットがしっかり立つので、コレクションピースらしい存在感は十二分に楽しめる。難易度は恐らく高いが、着こなしのようなことは一度忘れ、モノとしての良さや着たときの高揚感を大事にしたい。最近はまず機能性や利便性ということを考え、服の楽しさという部分を忘れかけてきている自分にとっても刺激的な一着だ。

“【NO.249】LEATHER FULL TROUSERS”

Col : Black

Size : 1 / 2

¥165,000 (Tax-in)

デニムで新型と紹介した型と一緒でこちらは得意なレザーで落とし込んでいる。柔らかくもフニャっとならない位に中肉なラムスキンレザーを使用し、ワイドなシルエットとレザーならではの良さが合わさったような一本。個人的今季の暫定1位、というくらいには推したいパンツ。中々レザーパンツでシルエット、素材とどちらもハマるものが少なかっただけかもしれませんが、これに関しては言うことがない。取り敢えず穿いてみて下さい。

“【NO.229】RECYCLED LIMONTA PUFFER HOODED JACKET”

Col : Black

Size : 5

¥148,500 (Tax-in)

お馴染みLIMONTA社のリサイクルナイロンを使用したアウターはダウンジャケットをピック。フードの一番上までジップが繋がっている仕様で、防寒としてもシルエットのスパイスとしても使用可能。この独特な艶感、そして装飾をできる限り除いたデザインはモードな雰囲気が漂う。Mから始まるダウンのブランドのそれとは異なり、凹凸のない見た目、シェイプのないリラックスフィットで、この艶のあるダウンも見え方がまるで違う。きっとシンプルに合わせればそれで完成するのだろうが、より刺激的で且つしっくりくるバランスを見つけたくなる。

“【NO.110】LORO PIANA WOOL PADDED SCARF (100% Loro Piana Doeskin)”

Col : Brown / Black

Size : F

¥60,500 (Tax-in)

昨年もオーダーしていた中綿入りのスカーフはコートで使用しているドスキンと同じ生地。ストールとしてはかなり良いプライスだが、ベストの類とも取れるし、半分アウターと言っても良い気もするし、ただ巻くだけのストールとは一味違う。そこまで厚手で嵩張りはしないので、他の洋服とのバランスに困ることもなさそうだ。

“【NO.131】GATHERED CROSSED LEATHER BAG”

Col : Black

Size : F

¥96,800 (Tax-in)

定番で展開しているショルダーバッグも例にも漏れずオーダー。もう説明は要らないでしょう。
上質なラムレザーの巾着型。キャンバス地や化繊のバッグじゃなくてレザーが欲しい。でもカチッとしたレザーバッグはなんか違う。みたいな方には絶対に刺さるバッグ。バッグの専業になれば見た目以上に素材を含めたデイリーな使い易さを重視してしまうが故に、こういうテンションのバッグは洋服メインのブランドが適していたりします。意外と探してもありそうでない。

“【NO.252】SENDRA BOOTS”

Col : Black

Size : 40 / 41 / 42

¥110,000 (Tax-in)

新型のミドルブーツ。ロングカット、ローカットの展開はあったが、今回はミドルカットが登場。スタックヒール、ウエスタンブーツよろしくのポインテッドトゥと一癖あれどオールブラックのシンプルなデザイン。ガブリエラのパンツ以外でも王道にウールのスラックスは外さないだろうし、517とか646で履いたり、軍パンなんかでも合わせたい。ユニセックスのブランド、そしてレディースのデザイナーということもあってなのか細かい部分でメンズのシューズの既視感がなく新鮮さを覚えてしまう。

“【NO.118】LORO PIANA FINE WOOL SHIRT (100% Loro Piana Doeskin)” *Special

Col : Brown / Black

Size : 4 / 5

¥99,000 (Tax-in)

“【No. 123】GATHERED TROUSERS (100% Loro Piana Doeskin)” *Special

Col : Brown / Black

Size : 2 / 3

¥99,000 (Tax-in)

長々と書いてきましたが、やっとスペシャルなアイテムのご紹介までたどり着きました。
コート用のロロ・ピアーナの生地をレギュラーカラーシャツ、そしてイージーパンツにのせている。肉厚過ぎない生地だからこそ、シャツとパンツでも何の問題もなく、いや寧ろいい感じに仕上がった。その位、Doeskinは推せる。

落とし込んだ型も安心の【No. 118】,【No. 123】。

インラインだけでも充分に楽しめるラインナップだが、尽きない欲から毎度の如く別注や生地のエクスクルーシブをしており、
快く承諾してくれるガブリエラのチームには頭が下がる。わざわざ特別にやってもらっているスペシャルなアイテムなので、結局まずは自分たちが本気で欲しいものになってしまうが、だがその分今季も自信を持ってお勧めできるセットアップになっているかと。

“【No. 123】GATHERED TROUSERS (100% Loro Piana Superfine Australis 150’s)” *Special

Col : Pinstripe Dark Grey

Size : 2 / 3 SOLD OUT

¥99,000 (Tax-in)

早々に完売してしまいましたが、ロロ・ピアーナ、SUPER 150’sのピンストライプ生地のイージーパンツもオーダーしていました。
完売してしまったので詳細は割愛しますが、これも良かった。ちゃんと紹介できず申し訳ございません、、、。

 

ラインナップ全て一気に見てもらったので、かなり量が多くなってしまいましたが、近々スタイリングでもご紹介致しますので、是非そちらもご覧になって下さい。

MAIDENS SHOP 上田

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2023/08/30

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