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EVENT INFORMATION【GORSCH POP UP STORE at MAIDENS SHOP】

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【Gorsch】
ゴーシュという名のとある仕立屋見習いの物語。
ある日屋根裏で見つけた古びた足踏みミシンと仕立ての道具、そして3着のジャケット。
ゴーシュは、今は亡き祖父が仕立屋だったことを知る。
祖父の仕事姿を思い描き、それは憧れに変わり、そして同じ道を歩み始めた。
腕はまだまだ未熟だが、仕立技術の向上のみならず、様々な異国に移り住み、異文化に触れ、感じたままにゴーシュらしい物作りに励む。
故郷に想いを馳せ、いつの日かその地での物作りを通して、様々な国の人々に “Gorsch” を楽しんでもらいたい、そんな事を想いながら、世界のどこか片隅で日々腕を磨いている。

This is a story of Gorsch who is training to become a tailor.One day Gorsch comes across an old treadle machine, some tailoring instruments, and three garments in the attic. He finds out they used to belong to his grandfather who was a tailor.
Gorsch, holding these precious objects in his hand, pictures how his grandfather had once crafted garments. Soon imagination turns into admiration, and Gorsch decides to follow his grandfather’s footsteps.
Although novice in skill, his process incorporates traditional tailoring techniques with personal experiences and lessons learned from traveling around the world.
Carrying some nostalgia for his hometown wherever he goes, still he dreams to share his stories with people everywhere through creating unique garments.
To achieve his dream, he continues to refine his craft today, in his small studio room somewhere in the corner of this world.


出逢いは2019年1月のパリ。
マレ地区のとあるカフェでJames CowardのJosephと打ち合わせためコーヒーを飲んでいた時のことでした。
ちょうどメンズファッションウィークの時期で、近くでフランクのインスタレーションをしているから見に来ないか?と。
(既にご存知の方も多いとは思いますが、JosephはJames Cowardで洋服を作る傍ら、FRANK LEDERの下でアシスタントを務めています。)

せっかくのお誘いだったので少し覗かせてもらうことになり展示会場へ。
そこでお会いしたのがGorschデザイナーの鈴木詠一氏でした。
彼もまたJosephと同じく、FRANK LEDERのアシスタントを務めながらGorschの洋服を作っていたのです。

そんな偶然の出逢いから数ヵ月、晴れてフランクの下を卒業した鈴木氏からGorsch本格始動の連絡が入りました。
早速コレクションを見させてもらい、意気投合。
アンティークマーケットで売られている小物や古い写真集、ヨーロッパなどの年配の人たちの服装、また様々な国での経験からインスピレーションを受け、自分なりに解釈して服を作っているそう。
聞けばフランクでアシスタントとして働きながら現地の仕立屋にも通い、服作りを学んでいたとのこと。
更にキャリアを辿れば、元々外務省で働いておりその際に服作りに傾倒。その後退職しロンドンの名門セントラルセイントマーチンズで服作りを学び、フランクリーダーに師事したそうです。

Gorschの一番の特徴は鈴木氏がデザイン、型紙作成、仕立てと全ての行程を行ている事。
これって通常あり得ない事で、ほとんどの洋服は「デザイン」「パターン」「縫製」など工程毎に分業されています。
もちろんそれぞれの工程にはその道のプロフェッショナルがいるので、一概に全ての工程を一人で請け負うことが良いとは言えませんが、僕がGorschの洋服を見て感じたのは鈴木氏の人柄や温もり。
パターンや縫製技術云々ではなく(と言うか僕も服作りを学んだことはないので専門的なことは分かりませんが、、)鈴木氏の作る洋服から溢れる情熱を感じました。

そんなこんなで2019AWの仕入れはほとんど終わっていたタイミングでしたが、これをご紹介しない手はないと買い付けに至りました。
2019AWが日本に入るファーストシーズンとなります。
日本デビューのこのタイミングで皆様にしっかりご紹介できればと思い、19AWコレクションのポップアップと20SSコレクションの受注会という形でイベントを開催致します。

【Gorsch POP UP STORE at MAIDENS SHOP】
この度MAIDENS SHOPでは2019年10月11日(金)~10月15(火)までの5日間、Gorsch POP UP STORE と題して、19AWコレクションのポップアップ、20SSコレクションと過去のコレクションのサンプルを並べ受注会を開催致します。
受注会では、鈴木氏がヨーロッパで手に入れた限定生地やフランクリーダーから授かった生地など希少な生地を使っての個人オーダーも受け付けます。(中には1着しか作れない生地なども)
10月12日(土) 10月14日(月)にはデザイナー鈴木氏に終日在店して頂き、直接説明を受けながらオーダー、ご購入頂けます。
※週末台風の予報の為、鈴木氏の在店日が変更になりました。尚、天候状況によっては営業日程も変更になる可能性がございます。

*受注オーダーの際には、商品価格の20%を内金としてお預かりさせて頂きます。
*オーダー商品はお客様のご都合によるキャンセルや返品はお受け致し兼ねますので予めご了承下さい。
*オーダー商品の納期は2020年3月頃を予定しておりますが、止むを得ず前後する場合がございますのでご了承下さい。
*その他詳細は店舗スタッフまでお問い合わせ下さい。

TEL:03-5410-6686
MAIL:shop@maiden.jp

 

最後にドイツ在住時に撮影したというLOOK写真をご紹介致します。

LOOKの雰囲気も素晴らしい。
実は僕も既に1点個人オーダーしていて納品を楽しみに待っています。

日本では初お披露目となる貴重なイベントです。
是非この機会にご来店ください。

MAIDENS SHOP 牧野

2019/10/07

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