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“THE HUNT NYC“ 2019.07.26 RELEASE

MENS |

 

ご無沙汰しております。齋です。

最近はブログを書かせて頂く機会が減ってしまいましたが、今回は私自身が熱望して入荷しました商品ですので、満を持して長文書かせて頂きます。

梅雨が明け、夏本番のこれからの季節Tシャツで過ごす日々が多くなってきます。
Tシャツやそれを装飾するアクセサリーっていうのは、自己紹介的な意味合いが個人的にはあると思っています。

こんな音楽が好きだから、アーティストのTシャツを着たり、
こんな画家、作家が好きだからグラフィックのTシャツを着たり、
動物、植物、生き物に関心があるから、そんなTシャツを着たり、
Tシャツをタックインする、しないで違いを出したり。

アクセサリーで言えば、

インディアンジュエリー、ルグラム、ジル、ディネ等々、当店では過去扱ったブランドを含めても、様々なアクセサリーを手にする機会があります、現在当店に在籍するスタッフみな、アクセサリーが好きで各々のスタイルは近い様で異なります。

1枚のTシャツ、1つのアクセサリー、様々な組み合わせがありその組み合わせが個性と言える1つなのではないでしょうか。

前置きが長くなりました。本題に入らせていただきます。去年NYに牧野と出張に行かせて頂きました。

出張の少し前に、とある先輩話していると、NYに行くなら「THE HUNT NYC」というアンティークショップをお勧めして頂きました。
NYに到着後、思い出したようにホテルで牧野に、「THE HUNT NYC」のインスタグラムを見せながら、行きたいことを伝えました。
次の日の朝に念願のお店に行くことができました。オープン時間を過ぎてもなかなかシャッターは開かず、しばらく待っていると、なんだか怖そうな店員さんがシャッターを開け、お店に入りました。

その後分かるのですが、店を開けてくれた店員はSteven Ditchkus。3人の仲間でスタートさせた、このお店のオーナーです。

NYCのチャイナタウンを抜け、カナルストリートにあるそのお店。周りには、洒落ているカフェや雑貨屋があったり漢字の看板のチャイナタウンらしいお店が混在している不思議な空間。
向かいには、Labor skateshopや、TOKEN SURFBOARDSがあり、カルチャー色の強い地域でした。朝からスケボーやBMXにのっている若者が多かったです。

中に入ると動物のは剥製や、骸骨、アンティーク家具など、”センスの良い気味わるさ”が第一印象でした。

もちろん後ほどご紹介させていただくオリジナルのアクセやTシャツも陳列されています。
アクセサリーに関しては、オーナーの友人や関わりのあるアーティストに依頼し作成されています。
それ以外では、当店で取り扱いのある、SAINT RITA PARLORのサングラスと、香水も置かれております。

アンティーク雑貨の中で、何点かMAIDENS SHOPでつかえそうな什器を買いました。初めてのHUNTとの出会いはこんな感じです。
次の出張の際に、SAINT RITA PARLORのデザイナーNeil氏に取り次いでもらい、取り扱いが決定しました。

【THE HUNT NYC / ザ ハント ニューヨーク】
ニューヨークのカナルストリート沿いにあるお店を拠点とする、異端なデザイン会社であり、アンティークブティック。Jake Lamagno, Steven Ditchkus,Dylan Riederの三人でスタート、運営している。

それぞれ、プロスケーター、モデル、カメラマン、アーティストの別の顔をもちながら、ジュエリーや世の中に出回ってないアンティーク、そしてアウトサイダーなアートを専門に収集。
提案するワークやプロダクトは我々のずっと持ち続けている人々を魅了するという欲望と審美的な歓びを創造することを目的としています。
プロビデンスの目のような片眼をモチーフとしたロゴは「私たちの心はこの目の中にある」というメッセージの元作成されています。

 

それでは今回入荷しました商品をご紹介させていただきます。

Signet Ring (Small) / 25,000YEN (EX-TAX)

Signet Ring (Large) / 35,000YEN (EX-TAX)

Pimitive Golden Eye/ 45,000YEN (EX-TAX)

まずはリングから。一目ぼれです。文句なくかっこいい。

写真だとややごついイメージになるかもしれませんが、付けると違和感なく着用できます。
3種類ございます。スモールとラージ。ラージの目の部分のみゴールドのもの。
個人的にはスモールタイプを人差し指につける予定です。

こちらが各モデルをならべた比較画像。

Eye Band/ 15,000YEN (EX-TAX)

お次は、こちら、リングの中でもやや小ぶりなサイズのEYE BAND。上記の大き目なリングと合わせて着用したいです。

EYE Amulet/ 28,000YEN (EX-TAX)

HUNTのロゴが描かれたネックレス。チェーンもやや長め。トップがみぞおちのあたりのイメージ。購入予定。
今付けている、他のアクセサリーと一緒につけて、ジャラジャラしても良いし、無地Tシャツに1つこちらをつけるのもよし。

 

Snake Eye Tee (Grey on black T)/ 6,000YEN (EX-TAX)

Basic T (black on Cream T)/ 6,000YEN (EX-TAX)

すべてハンドプリントで作成されているオリジナルのTシャツ。L/XLの入荷ですがそんなに大きくありません。ピタッとインナーにしてもインパクトがありますし、ブラックデニム等にタックインしての着用もいい感じに仕上がります。

商品のご紹介は以上になります。

オンラインストアにも掲載がございます。かなり少量の限定入荷となります。ぜひお早目に。

【ONLINE STORE】】

 

とここまでご紹介させていただきましたが、ブランドプロフィールをみて、気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アンティークショップを始めた3人の仲間。Jake Lamagno, Steven Ditchkus,Dylan Riederの三人。

最後の1人”Dylan Rieder”。知っている方もかなり多いと思います。そうなんです。HUNTってディランリーダーが開いたアンティークショップなのです。
ディランの肩にはHUNTのロゴのタトゥーが入っています。

1988年に米カリフォルニア州のウエストミンスターで生まれ、9歳の頃からスケートボードに興味を持ち始め、18歳にはプロのスケートボーダーとして活躍しました。

SUPREME、Fucking Awesome、HUF、グラビスとスポンサー契約を結び活躍。
Gravis「dylan.」supreme「cherry」 でもみせたトリックのスキルはプロスケーターの中でもトップクラスのスケーター。
また、スケートシーンからハイブランドのファッションシーンにアイコンとして広く愛された、極めて先駆けの存在。
最近Fucking Awesomeより、幼少期のディランの写真を使用したTシャツが発売され、話題になりました。

 

ダボダボのTシャツ、Gパンを腰履き、ハイテクスケートシューズがスケーターの定番だった当時、上記の写真のように、上質なジーンズにボタンを上まで留めたシャツをタックインさせ、ローファーを履くフォーマルなスタイルでスケートを滑る、

これまでのイメージとは真逆なスタイルでストリートからかけ離れた独自のスタイルを築き上げ、ファッションとスケートカルチャーを結びつけた、新たなスケートファッションを確立させた第一人者。

彼の独特なスタイルは度々物議を醸し出し話題となるほどでした。
今現在では一般的なスタイルとして浸透し、定着。

「Simply: We all wanted to be Dylan(シンプルだ。私たちは皆ディランになりたかったんだ)」

2010年にGravisのビデオを公開した途端、街中に彼の真似をしたスケーター達で溢れかえるほど、スケートファッションの地位を高め、以降スケートブランドがハイストリートのイメージへと押し上げる要因を築きました。

「そのスタイルは山火事のように広がりました。今でも人気のスタイルです。ディランの影響力を表すいい例でしょう」。

とHUFが発表している通りだと思います。

彼はプロスケーターとして名が知られた人物でありましたが、甘いマスクと抜群のスタイルが買われ、モデルとしても活躍の幅を広げていました。
2014年にはDKNYの広告塔としてA$AP ROCKYらと共にモデルを務め、若手期待の有力株として頭角を現していました。

そのスタイルを作り上げたものは、彼が日頃からアートや音楽などに熱い情熱を注ぎ、自分自身にしかない魅力を存分に表現した結果。
スケート界に変革をもたらし、ファッション界にも新たな風を呼び起こした彼の名はこの先も永遠に語り継がれることでしょう。

「2016年10月12日」享年28歳 白血病の合併症のため、家族と友だちに囲まれてこの世を去りました。」

彼が亡くなった時には各業界から多くの追悼の言葉が述べられ、有名モデル、スケーター、さらには、オジー・オズボーンも悲しみのメッセージを捧げたほどでもあります。

1目見ただけで男性も女性も引き込まれてしまうほどのルックスをもち、オリジナリティあふれたセンス。何にも流されず真似たいと思わせる個性ってすごいと思います。

最初に書いたように、たかがファッションと言われようと、各個人の個性。

お気に入りのTシャツ、アクセサリー一つで変わってくると思います。
その日の気分が変わったり、大切な1日を盛り上げてくれる洋服、アクセサリーを身に着けたいですよね。

大変長くなってしまいましたが、以上となります。
ディランリーダーの話しが長くなってしまいましたが、こんな素敵な方が居たことをたくさんの人に知っていただきたいと思い書かせていただきました。

正直このブログを書くまで、自分自身そこまで彼の事をしっていたわけではありません。

単純にデザインに惹かれてリングやネックレス、Tシャツを扱いたいと思いました。
ただ単純にディランリーダーが好きなだけであれば、スケートショップで取り扱えばいいと思いますし、スケートショップやストリートショップでの取引はしておらず、オーナーの一人、スティーブンも当店のようなところでの取引を望んでいます。

現在日本でHUNTを見られるのはおそらく、当店だけ。

もちろんディランリーダーを好きな方でも、全くそうでない方でもどちらの方にもおすすめできる商品となっております。
個人的にはインディアンジュエリーやジルと合わせて着用するつもりです。単体で付けてもよし、組み合わせてもよし。

是非店頭でお待ちしております。

MAIDENS SHOP 齋

【ONLINE STORE】】
・7月26日(金) 12:00-MAIDENS SHOP 店頭・オンラインストア販売開始

2019/07/24

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