NEWS&BLOG

Gorsch “21SS COLLECTION” -1st Delivery-

MENS |

皆様、お待ちかねの”Gorsch”が入荷しております。


ゴーシュという名のとある仕立屋見習いの物語。
ある日屋根裏で見つけた古びた足踏みミシンと仕立ての道具、そして3着のジャケット。
ゴーシュは、今は亡き祖父が仕立屋だったことを知る。
祖父の仕事姿を思い描き、それは憧れに変わり、そして同じ道を歩み始めた。
腕はまだまだ未熟だが、仕立技術の向上のみならず、様々な異国に移り住み、異文化に触れ、感じたままにゴーシュらしい物作りに励む。
故郷に想いを馳せ、いつの日かその地での物作りを通して、様々な国の人々に “Gorsch” を楽しんでもらいたい、そんな事を想いながら、世界のどこか片隅で日々腕を磨いている。


春夏らしく、上質なリネン中心でのラインナップでございます。

Two Layers Front French Heavy Linen Shirt/38,500YEN (IN-TAX)
COL:Black
SIZE:50

まずはGorschを語る上では欠かせないデザインの2レイヤースタイルは、今回はシャツでリリース。
とはいっても、限りなくジャケットに近いモノなのでシャツジャケット感覚で羽織りにどうぞ。(もちろんシャツオンスタイルでも)
しっかりめのリネン生地なので、カバーオールの様な出で立ちですが、テールのディテールはシャツ。
そして、左側片方にポケット付き。

シンプルなブラックリネンは、1778年創業のフランスのリネンメーカー”サフィラン社”のピュアフレンチリネンを用いたそう。
原料から紡績まで全て北フランス、フランドル地方で行っており、8番手(厚手に使用)の糸を使ったリネンは、 フランス国内で収穫されるフラックス原料の中でも一等亜麻と呼ばれる上質な原料だけを使用しています。
厳しく選別された良質なフラックスだけを丁寧に紡いだこの糸の特徴は、強度がありしなやか。
太番手ながらも、糸の特徴と独特のタンブラー仕上げで着心地の良い素材となったそう。
がっしりしていて頼りがいがあるのに、上品な艶のある、実に興味深いファブリック。

High Waist Two Tacks French Heavy Linen Trousers / 45,100YEN (IN-TAX)
COL:Black
SIZE:82

Gorschのオーダーにはこのボトムスも欠かせない。
毎度、このシルエットのボトムスは様々な生地でオーダーいたしますが、今回入荷分はシャツと同様のサフィランリネンにて。
ワイドなのですが、やりすぎず緩やかなテーパード加減が絶妙なんです。(レングスもすっきりめ)
複数本ご用意があったものの、今回もストックは残すところ1本のみになっております。
ちなみに後述の新型のボトムスにも、同ファブリックのモノがございます。

Easy Oxford Linen Wide Trousers / 39,050YEN (IN-TAX)
COL:Green
SIZE:One Size

Easy French Heavy Wide Trousers / 41,250YEN (IN-TAX)
COL:Black
SIZE:One Size

新型のイージーパンツ。展示会でこれを見た時には満場一致で、オーダーを即決した様な記憶があります。
当店のみんなワイドパンツ好きですしね。
くすみがかった青みのあるグリーンの色味が絶妙、しかしながらも不思議と難しい色でもないです。
他カラーと悩んでこちらの色に決定、仕上がりを改めてみて大満足。
生地自体は先ほどご紹介してましたサフィランリネンの生地にくらべると、少しオンスが軽め。
実際の履き心地も軽いです。しっとりしていて、肌にまとわりつかず快適。
経糸、緯糸ともに1/25Linen (25番手糸”中厚手に使用”を縦横ともに一本ずつで織っている)を使用し、日本国内にて製織、染色。
生地を優しく叩きほぐす事により、太番手ながらもソフトで肌触りの良い生地に仕上がっております。
※同型のブラックはサフィランリネン素材。

生地寄りを比べてみると、織り目を見て伺えるそれぞれ異なった表情。
さて、どちらのファブリックにしましょう。(笑)
どちらも甲乙つけがたい。

今回より品質表示タグもアップデート。
デザイナー鈴木氏にも生地に関してのコメントをいただいているので、まんまで引用させていただきます。


どちらのリネンもヨーロッパの良い意味での荒い風合いを持ち重厚なんですが、触ってみるとやわらかく、着て歩くとリズムの良いランダムな動きをしてくれます。
肌触りがいいので、正直どの季節でもいいのではないかと思います。
また、程よい光沢もあり高級感も持ち合わせていて、なんだかいろんな顔を持っている印象です。


ちなみに、腰裏やパイピングに使用している生地は、ヴィンテージパンツの腰裏に見られるストライプ生地を、クオリティ高く再現したコットン100%スレキ。
雰囲気良しなファブリックで細部まで抜け目なし。

今回は以上でございます。
実際細かな素材の違いは手に取る他ないかと思ってますので、いらっしゃれる方は是非お店までお越しください。
また、1st Deliveryという事で、この先もデリバリーはございますので引き続きお楽しみに。
ONLINE STOREにも掲載済です。

“THE STORE BY MAIDENS“

MAIDENS SHOP 宮地

-CONTACT-

☎:03-5410-6686

✉:shop@maiden.jp

-SISTER STORE BLOG-

well-made by MAIDENS SHOP MAIDENS SHOP WOMEN USONIAN GOODS STORE

2021/04/18

LABELES