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NEW BRAND “Haat-ery.”

お久しぶりです。牧野です。
ご紹介が随分と遅れてしまいましたが、今年1月のパリで会ってきましたニューブランドをご紹介させてください。

【Haat-ery.（ハアットエリー）】
イギリス、ロンドンをベースに活動するヘッドウェアブランド。
イギリス人デザイナーAjayとAriによってデザイン、生産されています。
テキスタイルはデザイナーのルーツであるインドのものや、アンティークファブリックを採用し、ロンドンのアトリエにて自ら加工や縫製を行っています。
生地の調達と生産は、環境／社会に最大限配慮されて行われており、全ての工程は手作業にて行われています。

ここ最近は偶然なのかイギリス人デザイナーとの出逢いが多いです。
特に当店で取り扱っているような若手デザイナーは、自国の伝統を踏襲しつつも独自のアプローチでアウトプットしている面白いデザイナーがたくさんいます。
Haat-ery.もその一人で、インド系イギリス人という自身のルーツをコレクションに反映しており、テキスタイルの選定や生産背景にそれが表れています。

またLOOKBOOKでの表現も独自のセンスが溢れており、これを見せられたら取り扱わずにはいられませんでした。
まずはそのLOOKBOOKからご覧ください。

イギリスとインドのノスタルジーが表現されたフィルムカメラによる写真は、トレンドに左右される現代ファッションとは真逆のアプローチで彼らの想いや哲学のようなものが感じられます。

ここからは入荷アイテムをご紹介させていただきます。

FORAGE / 20,000yen(ex-tax)

手紡ぎ、手織りのインドコットンに、インディゴ染めの糸でステッチが施されたハット。裏地には19世紀のアンティークチャイナコットンが使用されています。
深めのクラウンにブリムはやや長め。ブリムに針金が入っておりくしゃくしゃっと形を変形できる仕様になっています。
インディゴ糸のハンドステッチが良いアクセントになっています。