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“OFFICINE GENERALE” SS20 COLLECTION

MENS |

 

 

暑いです。本日はOfficine GénéraleのSS20コレクションをご紹介いたします。

【Officine Générale / オフィシンジェネラール】
デザイナーであるピエール・マヨー氏によって、フランスはパリのサン・ジェルマン・デュ・プレにて設立。
フランスとイタリアの様々なメゾンでの経験を経たピエール氏は、カッティングとテーラリングにおける知識と技術を駆使し、コレクションの最後の仕上げにまでこだわった数々のアイテムで高い評価を得ている。
テーラーだった祖父と牡蠣養殖業者だった祖父を持つピエール氏は、それぞれのルーツを生かし、ミリタリーウェアやワークウェアからのインスピレーションと、クラシックなテーラリングをミックスした服作りを行っています。
また素材選びへのこだわりが強く、イタリア・英国・日本などから上質で理想的なファブリックを厳選。
本国であるフランス、イメージソースの一部であるイタリア、現代ヨーロッパにおいて欠かせない一生産拠点である、ポルトガルにて生産を行っています。
ミリタリー・ヴィンテージ・ワークウェアなどを連想させる Officine Générale のコレクションは、ヴィジュアルが先行した現在のメンズ・コレクションとは相反する存在。
「日常のワードローブに成りうるクロージング」を、Officine Générale は提案しています。

DARIO SS ITL CO PLACED DOTS / 23,000YEN (EX-TAX)
COL:SAND×NAVY
SIZE:M / L

DARIO SS JAP BANDANA PRINT / 26,000YEN (EX-TAX)
COL:NAVY×WHITE
SIZE:M / L

目を惹くドット柄(サンド)とバンダナ柄(ネイビー)の半袖開襟シャツは、オフィシンジェネラールの夏のスタイルには欠かせない。フレンチカジュアル・イタリアンクラシコを再解釈する当ブランドとしては、テーラードやレザー、デニムジャケットなどのインナー使いがマイルール。一枚で着る場合はクルーネックのTシャツを中に潜ませ、釦を胸元まで開けて崩す。マニッシュに仕上げつつ野暮ったくしすぎない黄金比こそオフィシンのエッセンスです。
タックイン前提の細長いシルエットが、かえって日本人の体格から敬遠されがちではあります。では、白Tに釦を閉めずに羽織る、サマーウールでミッド~チャコールグレーの9分丈のトラウザーを穿く、足元はレザーサンダル、を想像してみてください。常夏のシティーボーイが完成しますね。ボトムはベージュ系のグルカショーツでも良い。
ドット柄はオーガニックな薄手の、バンダナ柄はパリッとした質感のコットン地になります。

JS PIPING PGMT DYED CO LI / 22,000YEN (EX-TAX)
COL:BLEACHED SAGE
SIZE:M / L

従来の染色とは異なり、特殊溶剤と顔料を使用したピグメントダイ(加工)によりヴィンテージな風合いとなったレギュラーカラーシャツ。行ったことないけどギリシャやらエーゲ海を連想させる綺麗なブルーは、幾年を経たベタシャンブレーのようであり、ブリーチデニムのようでもある。ピグメントによる染色は内部には染み込まず表面にくっついているイメージ。ですので洗う度に色が剥がれ落ち、独特な色落ち感を演出できるのがポイント。今回は生地との相性も良い。打ち込みの強いリネンブレンドのコットン地は、生地の段階でハリコシのある質感が際立つ。そこへ製品染め(ピグメントダイは製品染め)、さらに目が詰まった。パッカリングの具合も良好。
スクエアテイルで気持ち程度のスリット入り。これに関してはサイズバランスが秀逸で、一枚で心地よく着用できます。淡いデニムに黒ローファーで。

HUGO PANTS ITL LIGHT CO POPLIN / 26,000YEN (EX-TAX)
COL:GREY BLUE
SIZE:46 / 48

テーパードシルエットが売りのトラウザーは計3種ご用意いたしました。ヒップからワタリにかけてはゆとりを持たせ、膝下から綺麗なテーパードが掛かります。そしてシンプルにワンタック+クリースライン。可動域が広がるため見た目以上に穿きやすく、動作中の立体的で美しいシルエットは病みつきになるはず。カジュアルトラウザーとして括れば申し分のないクオリティな上このプライスですので、手も伸ばしやすいかと。
裾の仕上げはダブルがお決まりですが、お好みによってシングルに変えていただいてもOK。共地のベルトは着脱可能ですのでレザーベルトで引き締めるも良し。しっかりと季節感も意識されており、生地に透湿性に優れたコットンポプリンを採用しているため真夏でも着用可能。Tシャツ一枚にレザーサンダル。これで決まり。グレーブルーって何とも言えないカラーも穿くと意外とハマりますよ。

ARMIE JKT ITL LIGHT CO POPLIN / 50,000YEN (EX-TAX)
COL:CAMEL
SIZE:46 / 48

HUGO PANTS ITL LIGHT CO POPLIN / 26,000YEN (EX-TAX)
COL:CAMEL
SIZE:46 / 48

久しくセットアップをオーダーいたしました。こちらもコットンポプリンを使用しているため、今時期にノンストレスで着用できます。ジャケットは3つ釦、センターベント、パッチポケットとアメリカンカジュアルなデザインですが、本切羽、袖裏地付き(ボディはなし)と仕立ては本格的です。シャツとしっかり合わせるも可ですが、白Tからラフに羽織るくらいのイメージでも宜しいかと。上下での着用もあまり硬派になり過ぎないので、そういったセットアップをお探しの方にオススメしたい。トラウザーは先ほどのグレーブルーのHUGO PANTSの色違いです。

LUIGI PLEATED CHINO ITL CO / 25,000YEN (EX-TAX)
COL:BURNT SAND
SIZE:M / L

「ベルト付きチノパン」がしっくりくるかもしれない。即出のトラウザー2種をカジュアルダウンさせたものがコチラ。表向きは似ているようで、このチノは2タックのセンタークリース仕様。裾はたたき仕上げで製品洗いが掛けられておりますので、全体的にステッチ部のパッカリングが見受けられます。記載漏れてましたが、HUGO PANTSはジップアップでトップはフック、ストレートポケットを採用しているのに対し、チノはボタンフライのアメリカンポケット。バックポケットもフラップを採用しております。シルエットこそ大差ない(ほぼ同じ)ので、色選びが肝となりますが。
ワタリ幅とテーパードのバランスを踏まえると、9分丈ほどのショートレングスで穿くのが個人的には気持ちいい。裾上げが必要な場合、このチノは既製品の通りたたき仕上げですね。贔屓するわけにもいきませんが、もっともワードローブになり得る素質ありで気に入ってます。

CLEMENT SWEAT PGMT DYED / 16,000YEN (EX-TAX)
COL:FADED RED
SIZE:M / L

最後です。ヴィンテージを彷彿させるクルーネックスウェットはピグメントダイによる色彩のフェード感が堪らない。ペールトーンとまでは言えない淡い色味が良い。加えてスウェットにしては薄手で軽やかな質感のコットンボディのため、インナーに回しても嵩張ることなく快適に着れる。リバースウィーブも好きだけど、着回しに優れたスウェットは何かと便利なのでオススメ。
ステッチに敢えてポリ混の糸を使用することで(染色による)ボディとのグラデーションを表現。Vガゼット模倣のステッチにラグランスリーブと50’s~60’sのヴィンスエをオマージュした逸品にあたるかと思います。


先立ってご紹介させていただいたスエードジャケットもまだ在庫をご用意しております。
MID-SEASON SALE対象ブランドですので、この機会に是非ご検討ください。

“THE STORE BY MAIDENS“
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✉:shop@maiden.jp

MAIDENS SHOP 田中

2020/05/24

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