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【ANSNAM】”S/S24 COLLECTION”

MENS |

梅雨に近づいているのか雨が増えている気がする。実に鬱陶しい。こういった季節であっても「風情」のあるものとして前向きに生きる知恵を先人たちは示してくれているが、そんなに粋な男でないので、ただただ気持ちが滅入るばかりだ。昔から雨が嫌いだし、センチメンタルなエモさなどもはや全く感じなくなってきていているので尚更。そう愚痴ばかりを言ってもしょうがないので、こんなジメッとした日には晴れた日を想像しながら洋服のことでも書こう。

TAPE YARN KNIT POLO / 42,900yen (in-tax)
Col : BROWN / GREEN
Size:2 / 3

ANSNAMのニットレーベルであるRiverrunからニットポロ。まず色が良い。素材がアクリルだから出せる色味だとも思うが、ただ別に色だけの理由でアクリルを使っているわけではない。特殊な機械を用いて仕立てるアクリルのテープヤーンというのに着目したのだろう。ドライでいてもっちりとした弾力もある。細かい格子状のテープヤーンを編みたてることで凹凸が生まれ、肌離れもよく、あまい編み地も相まって通気性も申し分ない。

適度にゆとりを持たせたリラックスフィットで、ボトムスのシルエットを選ばない万能型。肘にはお馴染みのマイクロスウェードのエルボーパッチがあしらわれ、グログランテープのガゼットもANSNAMではお馴染みの仕様。襟はメインのボディと似たトーンのテープで切り替えになっており、これがデザインとして効いている。

夏場はショーツに袖を捲って合わせたいし、チノパンにローファーみたいなストレートな合わせ方も間違いなく良いだろう。

BORDER BOAT NECK L/S TEE / 22,000yen (in-tax)
Col : WHITE×BLUE / WHITE×BROWN / BROWN×WHITE / LAVENDER×WHITE
Size:3 / 4

セントジェームス、ルミノアとこれでもかというほどボーダーで責めているが、こんなのはなんぼあってもいいし、見比べれてしっくりくるのを選んでいただきたい。ネックの両サイドに生地を挟み込むことで普通のボートネックとは一味違う仕上がり。ボートネックの緩いムードはありつつ、ラフになり過ぎないバランスなので普段ボートネックを着られない方にも是非お勧めしたい。

太いピッチと細いピッチの2種類でオーダーしており、着用したときの見え方の違いはこんな感じ。やっぱり太ピッチは緩いし、細ピッチはシャープに映るという当たり前も実際比べると分かり易い。どの色も落ち着いた発色だからこそ特段合わせに迷う必要もないだろう。

TANK TOP / 15,400yen (in-tax)
Col : WHITE / BLACK
Size:3 / 4

コットン100%のワッフル素材を使用したタンクトップ。ふっくらと柔らかく、丁度良い生地厚。タンクトップで気になるのはネックの高さだが、これもご安心ください、深すぎず、浅すぎないネック。素材、仕様と拘る大人のタンクトップと言ったところでしょうか。後回しになりがちなジャンルのアイテムではあるが、シャツを着るときの気分を一段階上向きにしてくれるに違いない。

本日ご紹介した商品やその他のラインナップはTHE STORE BY MAIDENSでもご覧いただけます。


【ANSNAM(アンスナム)】

2006年、中野靖氏が立ち上げる。
ハンドメイドのテーラードスーツなど4型のアイテムからスタート。
翌年よりミラノ、パリでコレクションを発表。
ANSNAMは、伝統を推し進めるために更なる開発をし、開発を推し進めるために伝統を尊重する。
素材、パターン、テーラリング技術、縫製等すべてにおいてハイクオリティーな技術を持つ職人が携わり、ハンドメイドによって製品が作り出される。


MAIDENS SHOP 上田

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2024/05/13

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