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ここ最近、彼らのコミュニティの動向には目が離せません。
さらに今年はevan kinori と Lady White Co.のブランド創業から10周年。（当店も移転10周年なので同い年ですね）
いったいどんなスペシャルなものが打ち出されるのか？と待望にしておりましたが、特に突飛なことはせずシンプルなカットソーのリリース。
いや寧ろ彼ららしいアプローチで安心しました。流行や気分によって左右されるブランドではないので、変わらない良さを追求して欲しいと思うからです。
それをどう料理するかを我々と皆さまに課題として与えられているかのようにも思えます。
では、アイテムのご紹介。

LONG SLEEVE TEE – STRIPED COTTON / HEMP / ¥30,800 – (included tax)
Col : TAUPE / NATURAL
Size : M , L , XL
SOLD

即完売してしまったこちらのロンTEE。
バインダーネックにフラットシームでこの色味。
部屋着のようなリラックスさを感じさせつつ、何故か品の良さも感じられるカットソー。
素材はコットンの他にヘンプ（大麻）が28％入っています。
この混合比率の生地の特徴としては「繊維カス」が多く残る事。この繊維カスこそがevan kinoriが持つ素朴さを演出してくれます。
ぼさぼさとしてはいるものの、しっかりと肌触りは抜群。
さすがはLADY WHITEの技術力。所有しているスタッフは既に乾燥機にまで入れたみたいですが、目が良い感じで詰まっておすすめとの事。

POCKET TEE – STRIPED COTTON / HEMP /￥22,000 – (included tax)
Col : TAUPE / NATURAL
Size : M , L , XL

同色同素材の半袖ver
ただ胸ポケットを付け、袖を短くしただけではありません。
半袖はフラットシームではないので、表から見える縫い目ロンTより少ないです。ネックもロックネックになっておりリブも少し大きくしています。
全体的にロンTのような部屋着感は軽減されるので、どんな方にもお勧めできるTシャツ。
とは言えやはり少し抜けた印象。ちょっとした外しのTシャツとして活躍すること間違いなしです。

POCKET TEE / ￥19,800 – (included tax)
Col : FADED BROWN , DARK OLIVE
Size : M , L , XL

仕様はボーダーのポケTと同じ。
しかし、混合比率が変わりこちらはヘンプが55％になります。
なので、ボーダーよりヘンプのぼさぼさが増え、色味も相まってより素朴な印象。
個人的な感覚としては、上質なウールのニットから出来た毛玉のよう。好みは分かれると思うけれど、「味」としてかなり好きな表情。
ソリッドなTシャツばかりでは単調だけど、プリントが入るとなにか違うというときには是非こちらを。
また、近年残暑があまりにも長く、秋なんかほぼ存在していないようなもの。
色味や風合いも相まって、9～10月残暑のシーズンにぴったりではないでしょうか。

ZIP HOODED SWATSHIRT / ¥52,800 – (included tax)
Col : EARTH
Size : M , L

こちらもヘンプが55％入ったスウェット。綿100％のスウェットより肌触りがややドライ。
先程のTシャツに比べ毛羽立ちは抑えめです。編みの性質でなのでしょうか。
結局古着に立ち返ることの方が多いのがスウェットというもの。ブランドが打ち出すスウェットはヴィンスウェの持つ雰囲気には敵わないと思うこと多い。
しかしこのスウェットは、どこかヴィンテージのようなノスタルジーさもありつつ、新品の素晴らしい着心地のスウェットの要素もしっかりある。
オンスも丁度良い。インナー使いし易いけど、ペラペラ感はない。タフさとソフトさのバランスも絶妙。
色味も最高。オリーブとブラウンを混ぜたような。正に地球（EARTH）。こういうの探していました。
上に茶系のジャケットとか着たらかっこいいんだろうな。FENDARTのLABOUR PANTSの強撚コットンも絶対合う。妄想が膨らみます。切実に欲しい。

今回のコラボも最高でした。
中には一枚買っていただいた後、良すぎてリピートされた方もいますし、スタッフ所有率も高め。
カットソーこそ所有者の声がかなり重要かと思いますが、自信をもっておすすめできます。
是非手に取ってみてください。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

MAIDENS SHOP　小山