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【古村其飯】”ポプリ皿(沖縄・焼締)”

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当店では初のうつわの作家さんの紹介。
その名も『古村其飯(こむらきはん)』。遥々沖縄の奥地よりやって参りました。

古村其飯さんの工房は沖縄本島南部の南城市ニライカナイ橋の近くにあります。付近には湧き水がありますが、全国名水百選に選ばれた垣花樋川からも離れていない為、そこの水質が良いことは間違いないでしょう。

沖縄の焼き物には上焼(じょうやち)と荒焼(あらやち)があります。古村其飯さんは荒焼の手法を取り入れています。
荒焼というのは主には釉薬を掛けない焼き物で、一般的には「焼締(やきしめ)」と呼ばれたり、「南蛮」とも呼ばれるものです。
上焼は白化粧土や釉薬が掛かっており土のことがわかりにくいため、昔ながらの沖縄の地元の土を使っている人が少ないそう。

古村其飯さんの焼き物は、まさに土の塊。
沖縄本島南部の、ジャーガル、マージ、クチャ、ニービと呼ばれる土を使い、穴窯と呼ばれる薪窯で、琉球松の薪を使い、およそ六日間も焼成します。
一般的な陶芸では土の個性を殺し、強引に形を作ることが多い。古村其飯さんは土に寄り添い個性を活かすためにたった一人でゆっくりと火と土と向き合います。その間はまとまった睡眠は取らず、人とも会わない。自然の声にのみ耳を傾ける。恐ろしいほどの徹底ぶりです。
勝手な解釈ですが、当店で取り扱いさせていただいているPAM DIETRICHのクラフトマンシップに近しいものを感じます。

ポプリ皿 / ¥6,930 – (included tax)
Col : ASSO

そんな素晴らしいクリエーションをされている古村其飯さんの中で当店が扱うものは「ポプリ皿」
ポプリは花や葉、木の実やハーブを混ぜ合わせた室内香。香りは勿論の事、インテリアとしても活躍します。
古村其飯さんの自然を感じる作品とポプリの組み合わせが最高にマッチするという考えのもと作成を依頼しました。
その見た目はまるで枯れ葉が土の上で雨に打たれた後のよう。これこそ詫び寂び。

年にたった二回のみ製作を行う古村其飯。大変希少な逸品です。当店の扱っている洋服に共鳴してくださる方にはきっと刺さるはず。
勿論、自然ならではの良さを大事にしているが故の個体差。店頭にて一点一点じっくりと見比べながらお選びいただきたいです。
また併せて一緒にSaint Rita ParlorのPotpourriもお勧めです。こちらもサンプルが店頭にございますので是非香りを体感しにいらしてください。

8/2 (土)にリリースです。お見逃しなく。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

MAIDENS SHOP 小山

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2025/07/31

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