NEWS&BLOG

“JAMES COWARD” from Vancouver, CANADA -EXCLUSIVE COLLECTION-

MENS |

 

7月末日のBLOGにてAW20の仕入れ攻めてます宣言をしたのも束の間、僕らも予期せぬタイミングでそうなりました。
今週だけでも幾つかのインポートよりデリバリーがございまして。内容が濃い。猛暑と相まって脳が追い付かない。
「勘弁してくれ」とは、見事なまでに買い物ジャンキーな我々が先に漏らすこととなったわけ。
まとめて明日8日(土)にリリースします。入口すぐのレイアウトが凄いことになってます。期待しちゃってOKです。
今回ばかりは少し長文となりますが、いずれにしてもステイホームでしょう。数分だけ時間をください。

“JAMES COWARD / ジェームスカワード” from Vancouver, CANADA

あれこれ説明する前に彼らとの出会いについて少し触れておきます。
以下は当店での初リリース時に平沢が綴った文章です。

【JAMES COWARD meet MAIDENS SHOP】

―――Instagramを確認すると、何か分かりやすいデザインがあるわけではないのですが、その世界観に魅了され、すぐに連絡しようと決意。

ネットが普及し何でも情報が簡単に入手できる昨今、だいたいのブランドの情報が手に入るのですが、そのブランドはウェブサイトもなく、情報がほとんどない。

分かったのはカナダのバンクーバーを拠点にしているということだけ。

唯一の手掛かりであるInstagramのアカウントからメッセージを送りました。すぐに連絡があり、そこからメールでのやり取りが始まりました。

彼らは、ファッションの枠組みからではなく、映画、文学、建築、写真、彫刻、音楽からインスピレーションを得ており、現代のトレンドや洋服の意味を意識的に否定し、本質的、普遍的な洋服作りへのアプローチの再解釈を追求しています。

また、春夏・秋冬でコレクションを発表していく従来のファッション業界のシステムではなく、各ショップとリレーションシップを取りながら、その店にあった商品を自ら提案し作成していくというスタイルでブランドを展開しています。

これらの哲学や信念に、共感そして感動した私はどうしても商品が見たい、そして取り扱いたいという思いを伝えました。

僕たちのお店のスタンスにも共感してもらい、やりとりが始まった1ヶ月後にNYで商品を見ることに。

画像でしか見ていなかったので、実際に見たときにどう感じるのか、実際不安もありましたが、見た瞬間にその不安は無意味なものであったということが分かりました。

そして先日、ついに商品が届きました―――

JAMES COWARDはカナダの「NEIGHBOUR」、NYの「C.H.C.M」、そしてここ東京はMAIDENS SHOPという世界的に見ても僅か3店舗のみでの展開。ベルリンを拠点にFRANK LEDERの背景を持つJosephと、バンクーバーを拠点に活動するDanielの2人でブランドを立ち上げる。

誤解して欲しくないのは、希少だから価値があるということを言いたいのではない。もちろん流通が少ないってことはそれなりに付加価値となるわけではありますが、僕らが伝えたいのはそこではない。

彼らは近い将来訪れるであろうファッションビジネスの新しいフォーマットを先駆的に取り組んでいるように感じるのです。トレンドを意識的に否定すると言えば堅苦しいイメージを抱くだろうけど、実際はもっとラフです。自分らが着たい、似合う洋服を作っているだけ。
もう少し突っ込んだ話をすると、彼らには他にもビジネスがある。もちろん双方とも片手間でやっているわけではないし、彼らの生活環境がそうさせるって表現したほうが正確かもしれない。そもそも2人のベースが異なりますからね。成立しているのが凄い。

ご存知の通り、One&Onlyなモノであればあるほど僕らの心は踊ります。だからVintageも好き。
JAMES COWARDを知ったときは心底興奮したのを覚えています。どこも取り扱ってないやん!みたいな。
その感覚は間違ってないけれど、最終的にはモノに納得させられたわけ。もっと言うと、新品時より購入してからのウォッシュ後に刺さる要素があった。人によって尺度は異なるけれど、何かを買うときって最終的にモノに依存してしまうじゃないですか。プロダクトが良ければそれなりの満足度を得られるわけだし。

とびっきりイカしたデザインだとか、極上の生地を使っているだとか、JAMES COWARDはそういう類ではないです。クリエイションは至極普通。普通を最高まで押し上げた。そんなイメージでいてください。

さて、僕の蛇足な前置きはここら辺にしておきます。
もう離脱している方もいらっしゃるでしょうが、それでいい。
少しでも共感できる部分がないと、手も伸びないと思うのです。

GANZ WORKER JACKET / 70,000YEN (EX-TAX)

THE MARI JACKET / 75,000YEN (EX-TAX)

PANTS FOR PIERRE BEAUGER / 50,000YEN (EX-TAX)

イギリス労働者階級の象徴として欧州圏内で長らく市民権を得てきたテキスタイルのコットンドリル。
いわゆるワークウエアと呼ばれる普遍的なディテールを踏襲し、ファッションへと昇華させることに卓越したJAMES COWARD。この上ない掛け合いでしょう。
かつては世界の綿産業の85%をシェアしていた英国老舗テキスタイルメーカー・Brisbane Moss (ブリスベンモス) のブラックドリルを使用した今回のコレクション。厚手で丈夫な生地の特性は前提として、コットンドリルの常識を覆す「しなやか」な表情さえ併せ持ってしまった素晴らしい生地です。これはマズい。

ジャケット2型はJAMES COWARDのシグネチャー。
GANZ WORKER JACKETはフレンチモールスキンのワークジャケットのようで、ジッパータイプのTHE MARI JACKETはドリズラーと言えばまとまりが良い。
トラウザーはフロント2プリーツの緩やかなカットで滑らかなテーパードシルエット。これ新型です。
着用感は写真の通り。とても普通なんですよ。だけどセットアップで着用すると何時でも背筋が伸びる。スーツってわけでもないのに。それが堪らない。
サイズ展開はすべて「2 / 3 / 4」で、S~L程度です。下記はご参考までに。

牧野
GANZ WORKER JACKET:サイズ3
PANTS FOR PIERRE BEAUGER:サイズ2

田中
THE MARI JACKET:サイズ4
PANTS FOR PIERRE BEAUGER:サイズ3

本来は1点1点の丁寧な作りだったり細かいディテールだったりと語るべき要素がたくさんあるのですが、そこは実物に触れながらお話しさせてください。延々と語れます。

weathernewsではアラビア・ファッツのSUNばりに照り照りの太陽マーク。毎年こんなでしたっけ?
くれぐれも体調管理には気を付けていただきつつ、せっかくの機会ですからご興味のある方は足を運んでいただければと。

明日は僕も私物のJAMES COWARDを身に纏って店頭におります。

2020年8月8日(土) 12時~:店頭にてリリースです。

8/11 オンラインストア掲載致しました。

※申し訳ございませんが既にサイズ欠けがございます。

http://store-maiden.com/

MAIDNES SHOP 田中

2020/08/07

line