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“JAMES COWARD” -New Collection 21.07.22 (thu) Release.

MENS |

 

7月22日より“JILL PLATNER ORDER EXHIBITION 2021”と合わせてAWスタートです。
本日はその第一弾を。
さて、久しぶりのリリースだ。あまり多くは語りません。

全3型。

THE CONMAN / 93,500yen (in-tax)
Italian Made Cotton Moleskin」
Col:Black
Size:2 / 3 / 4 / 5
EDITION:31

「This garment is not for beginners」

排他的で挑発的なフレーズ。ある意味カワードを体現した言葉だと思うけど、なかでも玄人好みなジャケットと言っても差し支えない。その所以はさておき、既視感のあるフラップポケット。前回のCONMANより修正が加えられた今作を彼らは「Replica (Jacket)」と称していました。製品化するまでに至ってはいるけれど、まだ理想には辿り着いていない。という自らに課した主題。これは色んな意味で震える。ユートピアとは存在するのか。とやかく今のBestを注ぎ込んだ、カワードを代表するシグネチャーへと成り上がっている最中のジャケットと言ってしまっていい。だって本人たちからこのモデルに対する熱量がバシバシ伝わってくるんだもの。

物理的にも重厚なコットンモールスキンはイタリア製。ほぼモグラのそれです。いやぁ、触れたことないですけどねぇ。
これは着倒す勢いで向かっていっても無駄ですね。んなわけないとは分かった上でもジャーマンレザーっぽいって例えたくなっている。

レプリカたる変化(進化)はこれに尽きる。左手の向かう先に注目!
見えないけど容量◎な内ポケもありで、ちょっと秋冬のワードローブにしては最適解すぎる。
華やかさだけがファッションではない。日常を豊かにすることだってファッションでしょ。なんて問いかけられてる気になる。これぞカワードたるや。

モダンな2ndタイプって考えてたら辿り着きそうなサイズバランスで、カワード史上もっとも身巾が広くショーティーな丈感。敢えてモダンって表現したのも短すぎない着丈がポイントなわけで。ああだこうだ言ったけど、ワークなスタイルでも作業着感が拭えてきちんと様になるから面白い。

MARI JACKET / 82,500yen (in-tax)
「Superfine Merino 110 Wool」
Col:Black
Size:3 / 4 / 5
EDITION:33

じらされましたね。悲願のウールです。
カワードと言えばリネン。次いでコットン。ともあれば異素材だったらどうなる?とマインドセットが働いてしまう性分。秋冬にウールで作ってよってジョセフに伝えたこともあったけど、そんときは軽くあしらわれたっけ。

定番のMARIジャケットに生地は伊産のSuper 110’sメリノウール。これだけでごはん3杯はイケます。
しなやかで柔らかく、気持ち程度に光沢感のあるテクスチャー。それはそれはお上品な落ち感です。本来は主にスーツに使われる生地でしょうから、それをドリズラーで楽しめる贅沢よ。極めつけにキュプラの総裏仕様てやんでぃ。

さて、わりとベーシックなサイジングですからワンサイズUPでいかがでしょう。
Super 110’sの踊るようにゆれる落ち感、いわばドレープってやつを最大限に活かしてあげたいとは個人の所感なのでスルーしてもらって構いませんが、オススメです。ちなみに写真では私がサイズ5を着用しています。
秋夜には、出番目前のこいつを眺めながらニタニタと、ひとり晩酌でもいかがですか。

PANTS FOR PIERRE BEAUGER / 57,200yen (in-tax)
「Black Cotton Drill」
Col:Black

Size:2 / 3 / 4
RE-EDITION:25

下地を支えるパンツも大事ってことでリクエストしました。昨年のリピートです。
生地も同じ。”しなやか”なコットンドリルという違和感。ひとえに良い生地です。
それでもってフロント2プリーツのワタリ広めで緩やかなテーパードシルエット。基本、何にでも合う。

究極に普通なのが良くて、だけど生地やらストーリーに拘りたいって方にオススメ、というか手にしてもらいたい。
あとベルトループだとか後ポケットの仕様にも要注目ですね。日本人ばりに気遣いが凄いのです。
裾上げは必須ですから、ぜひ店頭でわちゃわちゃとご相談くださればと。

最後にスタイリングで使用したロールプレイヤーたちの簡単なご紹介。
帽子:Studio Kettleの新作。こちらも22日よりリリースいたしますのでお楽しみに。
革靴:Trickerʼs for JAMES COWARDの”Robert Derby” UK6.5が1足だけストックございます。

店頭:7月22日(木・祝) リリース
オンラインストア:7月26日(月) 12:00 公開

この日程でリリースいたします。

JILLイベントにAW立ち上げと久しく整いました◎
個人的にはカワードがメイトピックだけど、他にもたくさんネタをご用意しておりますのでっ。(分かりやすく言うと一部SS21の遅刻組あり)
それにしてもAWの立ち上がりは楽しいな。

乞うご期待ください。

MAIDENS SHOP 田中


【JAMES COWARD / ジェームスカワード】
JosephとDanielによって立ち上げられたカナダ、バンクーバーを拠点とするブランド。
彼らは、ファッションの枠組みからではなく、映画、文学、建築、写真、彫刻、音楽からインスピレーションを得ており、現代のトレンドや洋服の意味を意識的に否定し、本質的、普遍的な洋服造りへのアプローチの再解釈を追求しています。
春夏・秋冬でコレクションを発表していく従来のファッション業界のシステムではなく、各ショップとリレーションシップを取りながら、その店にあった商品を自ら提案し作成していくというスタイルでブランドを展開しています。


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2021/07/20

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