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JUTTA NEUMANN “HERMES & SIMONE”

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もう夏日と言っても差し支えないのでしょうか。今日の足元はサンダルです。真夏はどうしましょう。
という事で、マンハッタンはイーストヴィレッジのアトリエより今季も無事にデリバリーが到着。
JUTTA NEUMANNです。今さらブランドのことを説明するまでもないと思いますが、記載しておきます。

【JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)】
Jutta Neumannは、ドイツ出身の女性職人によってハンドメイドで作られる、レザーサンダルとレザーアクセサリーを製作するNYのブランドです。1980年代にPARISからNYに移り住み、NYでレザーサンダルを製作していたBarbara Shaumのもとで6年間修行をして、1994年に独立し自身のブランドをスタートしました。
サンダルやアクセサリー類は、Jutta Neumannと彼女の息子、そして数人の職人達によって、現在もすべてNYの工房で手作りされています。
ひとつひとつ手で曲げられているアーチサポート(土踏まずのふくらみ)は、使い込むことで足に馴染んでいきます。

HERMES / 54,000YEN (EX-TAX)
COL:BLACK CALF
SIZE:8 / 9 / 10

やっぱり “HERMES”。今季も推しです。よくALICEとの違いを店頭で伺いますが、簡単に言えば甲のアーチがやや太いか、細いか。”HERMES” は後者でアーチが細いだけに、見た目がスタイリッシュかつ洋服によく馴染む。「甲の接地面が多い分、ALICEの方がホールド感に優れ履きやすい」のは確かですが、経験談から言わせてもらうと “HERMES” でも十分。いや、十二分。であれば、ルックスを取ります。あと名前が良い。

レザーはブラックカーフ。ウォレットなどに使用されるライトオンスのカーフです。巷に出回っているラティーゴとも、昨年仕入れたカーフとも異なります。アッパーが二重構造になっているので耐久性についてはご心配なく。お陰様でJUTTA特有のゴツゴツした野暮ったさは軽減。それと足馴染みの良さは類を見ないかと。暴君ラティーゴに悩まされた方はトライのチャンスです。

SIMONE / 54,000YEN (EX-TAX)
COL:BLACK CALF
SIZE:8 / 9 / 10

「サンダル界のロールスロイス」のなかでも定番にして顔役な “SIMONE” もオーダー致しました。レザーは “HERMES” と同様にブラックカーフでのご用意。不滅のデザインですね。ファーストユッタに是非。記載漏れてましたが、どちらもビルケンソール貼ってます。

サイズはUS8からUS10まで。すべてDワイズです。
サンダルとは言え、お好みの着用感があるかと思いますが、JUTTAに関してはジャストフィッティング!をなるべく心掛けてください。ローファーのサイズを選ぶ感覚と同じです。理想はかかとがソールのヒールにギリギリ収まるくらい。足型にもよりますが、レザーが馴染みきるとアーチサポート部が土踏まずにアジャストします。私を例に挙げると、利き足の実寸が長さ25cm(親指の先からかかと)、最大幅10cmでUS8がジャストです。極端に甲高、幅広の方は購入前の試し履きが欠かせないですが。(すでにお持ちの方は同サイズリピートでOK)

価格の高騰は余儀なくされておりますが、相も変わらずレザーサンダルの頂点としての揺るぎのない手仕事を感じます。自粛を通り越し一気に夏。という事で、まともに春服へ手を出せず悶々としていた物欲は、来る夏本番に向けてここらで一発奮起いかがでしょう。外出を控えたい現状も、かえって外履きするまでの助走期間と捉えれば幾らかポジティブなものです。

“THE STORE BY MAIDENS“
(OUR ONLINE STORE)
*”HERMES” はオレンジカーフもご用意しております。ブラックよりも厚手のレザーです。

☎:03-5410-6686
✉:shop@maiden.jp

MAIDENS SHOP 田中

2020/05/14

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