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NELSON “SUEDE SUECO WITHOUT TOE”

MENS |

こんにちは、宮地です。
この手のアイテムが好物です。

【NELSON(ネルソン)】
アルゼンチンはブエノスアイレス在住の職人によるシューズブランド”NELSON”。
1975年9月にフランスからアルゼンチンへ移住し、それと同時にパリで学んだ靴作りを始め路上で販売し始める。
フランス時代に見た農民が履いていたイメージを大切にしつつ、アルゼンチンの文化と刺激、今と昔にある物全てに感謝し、一歩一歩確実に大事にワークしています。
全行程をハンドメイドで作る彼の作品は品質のみならず、アルゼンチン国内での賞を受賞するなど、デザイン面でも高く評価されています。
繊細さと無骨さを持ち合わせた独特な世界観が魅力です。

SUEDE SUECO WITHOUT TOE / 22,000YEN (EX-TAX)
(BLACK / BROWN)
LINK:WEB STORE

まるで”DIMISSIANOS & MILLER”の様な、アルチザン的要素は少なからず含んでると思います。
元々サボが得意な職人で、他にもラインナップはあるのですが、セレクトしたのは”SUEDE SUECO WITHOUT TOE”というこのモデル一択。
サボと言えば先が丸っこいぽってりとしたシューズですが、大胆にもそのトゥーの部分をカットしたこのデザインの一足です。
オールハンドメイドシューズならではの温もりがなんだか落ち着くんですが、どこはかとなくモダンさも伺えるところに巧さを感じています。

BLACK

BROWN

実際にアルゼンチンにてNELSON本人にも会ったのですが、所謂インディアンジュエリーのシルバースミスに居る様なファットな見た目のパワフルなおじさんでした。恥ずかしがり屋さんだからか、写真を撮る事はできておりません。
靴づくり歴45年と職人としても熟練度が高くその作りは確かですが、年齢にも高齢なのでいつまでこういったモノ作りが続けれるかはわかりません。

パワフルな見た目と裏腹、丁寧で繊細な作りに魅力を感じます。
木型が細めでスッキリとしていて、ホールド感も優れておりサボ特有の野暮ったさも然程ないかと思います。
普段より26.5cm~27cm程のサイズのシューズを履いている僕はサイズ41を履いております。
ご参考までに。

当店のサンダルラインナップはJUTTA NEUMANNやDIMISSIANOS & MILLERを始め屈強なラインナップでご用意しておりますが、また違ったアプローチで面白いですね。
あらゆるスタイリングにあう一足なので、変わったサンダル・サボをお探しの方は是非チャレンジしてみて下さい。
慣れるまで多少の痛みはありますが、1週間程でしょうか。慣れてくるとむしろ結構履きやすいです。(自転車も乗れてます)
カランコロンと下駄の様なウッドの音も心地良くって、哀愁を感じます。
夏はもうすぐそこです。

“THE STORE BY MAIDENS“
(ONLINE STORE)

☎:03-5410-6686
✉:shop@maiden.jp

それでは!!

MAIDENS SHOP 宮地

2020/05/18

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