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【TRICKER’S for JAMES COWARD】-THE MONKEY SHOES-

MENS |

 

喜怒哀楽が凝縮されたここ数日間でした。

気を取り直して、個人的にも愛用している銘品の、その新作について。

THE MONKEY SHOES / 99,000yen (tax-in)
Col:Black Scotch Grain Leather
Size:6 / 6H / 7 / 7H / 8 / 8H

Tricker’sとの協業によって生まれたこのモデルは、長い歴史を持つTricker’sにおいても既存のモデルをリデザインするという初の試みを形にしたもの。
ブローグブーツと並んで、カントリーシリーズの双璧を成すTricker’sのモンキーブーツは細身なラスト(木型)を採用し、外羽根・シューレースがつま先まで伸びるデザインが最大の特徴で、武骨な風格のイメージに強いTricker’sのなかでは幾らかシャープなテイストのミクスチャーを楽しめる一足として名高い。
今回の“THE MONKEY SHOE”はそれらの面影を残した上で短靴へとリデザインし、さらに特注で製作したブラックのスチールアイレットを採用したまさにスペシャルメイドな一足。

そんな“THE MONKEY SHOE”の新たなフェーズ。
前作ではヘビーオンスのフルグレインカーフレザーを採用していたのに対し、今回はスコッチグレインレザーを採用とのことで。
細かなシボ感が特徴のスコッチグレインレザーは、これまたヘビーオンスでいて雨や傷にも強く(目立たない)、手入れが容易(あまり必要としない)という、デイリーに履く靴としてはこの上なく条件が揃っている、ユーザーに優しい革なのです。

ひいてはスコッチグレインレザーの効力のみならず、屈強なコマンドソールにグッドイヤーウェルト製法を採用している点でも天候に左右されないというメリットを高めており、雨天こそ履いて出掛けたくなる一足かもしれません。今日のような天候にはあつらえ向き。

それを裏付けるかの如く、先行リリースしていた本国では大変人気を博している様子。先日、サイズ欠けが相次ぎ受注生産に移行しているとの一報を受けました。

ひと言で表現するなら「背筋の伸びない革靴」

時おりローテクスニーカーのような印象を受けるも質実剛健な作りの革靴であることに変わりはなく、全天候対応という機能面も然ることながら、カジュアルなスタイルにも対応した日常的な履きやすさ(合わせやすさ)こそ、背筋の伸びない革靴と言わしめる要素です。革靴としての威厳を忘れることなく、控えめな華やかさを備える一面も気に入っている。

国内の販売店はMAIDENS SHOPのみ。
匿名性も高く、人と被るのが嫌という抗えない欲求をも満たしてくれる有難い一足。

過去2度のリリースも即完売となったモデルですので、ぜひお早めにご検討ください。

MAIDENS SHOP 田中


【JAMES COWARD / ジェームスカワード】
JosephとDanielによって立ち上げられたカナダ、バンクーバーを拠点とするブランド。
彼らは、ファッションの枠組みからではなく、映画、文学、建築、写真、彫刻、音楽からインスピレーションを得ており、現代のトレンドや洋服の意味を意識的に否定し、本質的、普遍的な洋服造りへのアプローチの再解釈を追求している。
春夏・秋冬でコレクションを発表していく従来のファッション業界のシステムではなく、各ショップとリレーションシップを取りながら、その店にあった商品を自ら提案し作成していくというスタイルでブランドを展開。


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2022/11/29

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